白目をきれいに
2012年09月09日 (日) | Edit |
最近のお気に入り店、うどんの『太閤』。こちらで雨後の月の会を開くとお聞きしたのは、5月に旧友と伺った時の事。

蕎麦と日本酒の組み合わせは良くありますが、うどんと日本酒の組み合わせはあまり聞きませんよね。

なので、個人的には非常に応援したいイベントだなぁと思った記憶があります。



それからしばし経って仕事等で多忙になった僕は、この会の事がすっかり頭から抜けていました。

そんなある日、席が空いたからどうだとお声掛けいただき、仕事等の兼ね合いを考えて悩んだんですが、せっかくなので参加させていただく事にしました。



19時スタートの会に30分ほど遅れての参加。

この日の参加メンバーは全く知らなかったんですが、入口の向こうに見知った顔が見えた時は少しホッとしました。

どもども、とか言いながらも今年初めて顔を合わせる方もいて、お会いできて良かったです。



まずはこの日いただいた雨後の月たち。



料理の合間に簡単なご紹介をしていきますが、この日いただいた中で一番好みだったのは千本錦の純米吟醸でした。



料理は突出3品のプレートからスタート。



左からポテトサラダ・小イワシの南蛮漬け・山芋の豚巻で、いずれも定番的な旨さ。

最近、南蛮漬けを自作したんですが、図らずもプロが作った味と比較が出来てよかったです。ちなみに、魚種違いではありますが、僕が作った方が調味料が過剰できつい味でした。

こちらでいただいたのを参考に、次回は適度な味付けにしたいと思います。



続いては冷しゃぶサラダとおでんが登場。





冷しゃぶサラダはお酒のアテという事を意識されたんでしょうか、具材が豊富でなかなか良かったです。

おでんは出汁が良く効いた旨いおでんで、特にすじ肉と厚揚げが好みでした。



日本酒は、乾杯酒として純米スパークリングの「微紅」からスタート。以前、日本酒の記事でも感想を書きましたが、甘さ控えめでなかなか上手く作られていると思います。


続いていただいた涼風吟醸は、いわゆる夏酒と言われる部類のお酒。

一般的には暑い夏に飲ませるために、アルコール度数低めのさっぱりとした味とし、醸造用アルコールを添加して切れを出すんですが、雨後の月の夏酒はスペックはその通りでも味わいが良いんです。

低音域の米の旨味と仕舞の苦味が特徴で、アル添の嫌な所が感じにくい。夏酒の中で、僕が好む数少ない1杯です。



料理は薩摩地鶏のたたき、とうもろこしのかき揚げと続きます。





この辺りになるとお酒が進んだせいか、料理の細かいニュアンスは覚えていません(苦笑)。

そんな中でも、とうもろこしのかき揚げは甘く旨かった記憶があります。



この辺で純米吟醸・山田錦の登場。

山田錦にしては意外にすっきりとした味わいですが、常温に近づくと芳醇な旨味が顔を出します。



この日一番期待していたのが、純米大吟醸の愛山。

一口含むと、その綺麗な酒質が口の中に広がりますが、愛山の旨さが少なく感じられたのは残念。酸味も意外と感じられました。



そして八反錦。

飲み始めは少し甘さを感じますが、常温が近づくと辛くなってくるお酒。こちらは、まあまあかな。



おっと、結構満腹が近いのに串揚げの登場です(汗。

衣が細かいですねぇ。写真で伝わるでしょうか。





さて、千本錦が来ました!

香りの穏やかさは今までに飲んだものと変わりありませんが、飲み込む瞬間に喉の入口辺りにデラウェアのような果実味を感じます。

この味、好きですねぇ。欲しいなぁ。



この日の最高値のお酒、純米大吟醸の斗瓶取りの登場です。

一升瓶で2万円オーバーとの事。

香り華やかで、数年前までの雨後の月を思い出させてくれます。

旨いのは旨いんですが、旨すぎて一杯飲んだら十分です。



〆のうどん。小さな山かけうどんだったでしょうか。





非売品のあらしぼりも飲ませていただきましたが、炭酸が強くなかなか旨い一杯です。

通常は数十分かけて開栓する程、炭酸が強いんだそうです。きちんと扱うので、売ってくれないかなぁ(笑)。



気に入ったお酒は各自が自由にお代わりを飲み、みなさん5合(900ml)は飲まれたんじゃないでしょうか。

雨後の月を一度にたくさん飲んだのは初めてですが、どれも旨いお酒ばかり。

ここ数年は香りが抑えられ食中酒としては抜群の存在感を示しています。



色々な蔵のお酒を飲み比べるのも楽しいですが、一つの蔵のお酒を数種類飲み比べるのは面白いですね。

タイミングが合えば、今後もこのようなイベントに参加したいと思います。

(2012.7)


その他の日本酒に関する記事はこちらからご覧いただけます。









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