2011年10月09日 (日) | Edit |
9月も先月に続き5本。これで家飲みの量が減ったと感じるのって、どうなん?と思ってしまうが(苦笑)。

いただき物ではあったが、白牡丹の大吟醸が今月のナンバーワン。

あ、呉の大内山も意外に良かった。


(最高評価は★5つで、評価基準は個人の主観です)




東光 純米吟醸DEWA33 ★★
山形県米沢市 小嶋総本店 720ml 1,400円 田辺酒店@西区南観音

小嶋総本店は1597年創業の歴史ある蔵。

米沢藩上杉家の御用酒屋であったため、江戸時代に「禁酒令」が頻繁に出されていた中でも、酒造りを許されていた数少ない蔵の一つと言われている。

今回購入したのは、原材料がALL山形のお酒。

米は出羽燦々、麹菌はオリーゼ山形、酵母は山形酵母、仕込み水は吾妻山系の伏流水。

偶然購入したお酒だが、こういう地産地消の取り組みは応援していきたいと思う。



さて肝心の味についてだが、日本酒度+3とは思えないほどの辛さ。

酸味はほとんど感じない。

旨みはあるが、適度に利いた苦味がそれを流す。

そこまでは良いのだが、とにかく辛い。

そして、ラベルに書かれているアルコール度数は15~16%なんだが、それよりも高い度数に感じる口当たり。

ちょっと飲みにくいお酒である。

でも、ふ抜けたようなお酒よりも、このような主張のある味わいの方が好きだな。

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神雷(しんらい) 特別純米 千本錦 ★★
広島県神石高原町 三輪酒造 720ml 大和屋酒輔@中区胡町

広島県の北部にある生産量200石の小さな酒蔵。

創業は享保元年(1716年)なので、もうすぐ300年だ。

神石高原町や庄原のお酒って生産量が少なく広島市内でお目にかかることが少ない。

その中でも、見かける頻度が高いお酒が今回購入した神雷だ。



やや甘みは感じるものの、軽めの酸と適度な苦味でサラッと流され、後口には辛さを感じる。

開栓初日は少しアル添っぽい風味。

2日目以降もそれは和らいだものの味の傾向としては同じ。

以前飲んだ無ろ過生原酒は旨かったが、本酒は好みの範疇から外れる。

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大内山 本醸造DRY ★★
呉市中央 大内山酒造 300ml 315円 酒のスーパー酒蔵@呉市中央

大内山酒造は明治40年創業の蔵だが、現在では造りを止めて銘柄だけが残っている。

なので生産量が少ないのだろう、広島市内では見かけたことがない。



今回は米の味は感じられず、平坦な味わいで辛口。

常温に近づいても、軽くアル添が感じられるのみ。

この時の印象は、面白みは全くないお酒だが意外といけるじゃん的な一本。



しかし開栓1週間後に飲んでみると芳醇な旨みが感じられ、ちょっと驚いた。

仕舞に感じるアル添がなければ、かなり良いと思うんだけどなぁ。

評価としては、東広島にある有名蔵の甘い本醸造(またはそれ以下のお酒)を飲む位なら、本酒の方が断然良いと感じた。

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白牡丹 大吟醸 ★★★
東広島市西条 白牡丹酒造 720ml いただきもの

酒処西条にある酒蔵において最も古い歴史を持つ白牡丹酒造。

創業300年以上だそうだ。

先日、西条酒蔵通りに遊びに行った際に試飲できず内心残念に思っていたのだが、何の因果か親戚からのいただき物として飲むことが出来た。



常温で飲んでみたが、アル添はほぼ感じさせず適度に抑えられた旨みがとても心地よい。

苦味・辛味・甘味・旨みはいずれも突出しておらず、控えめでありながら心地よさが感じられる酒質。

白牡丹もこのクラスになるとさすがに旨いなぁ。

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雁木 ひやおろし 無ろ過純米原酒 ★★
山口県岩国市 八百新酒造 720ml 1,350円 石川酒店@西区古江西町

岩国市には、五橋・雁木・獺祭となかなかメジャーな酒蔵が揃っており、3蔵それぞれが近くにあれば西条のようにJRで訪れて酒蔵めぐりを楽しみたいと思うほどである。

実際には遠く離れている蔵もあって難しいのだが。



さて今回飲んだ雁木というお酒は、僕の印象ではサラッとした口当たりで、しかし獺祭ほど味がないわけではない。

誤解がないように付け加えておくが、獺祭でも精米歩合50%は許容範囲。

38%や23%は、綺麗過ぎて僕の口には合わないというだけだ。

実は雁木自体もサラッとし過ぎていて口に合わない部類のお酒なのだが、無ろ過原酒だし多少はボディが太くて楽しめるだろうと思い購入してみた。



味わい的には想像通り。

そうそう、このお酒が今シーズン初のひやおろしとなったわけだが、口当たりは少し硬いと感じた。

何人かの方に今のひやおろしの印象を聞いてみたのだが、「硬い」という意見の方が多い。

やはり以前のように、10月ぐらいまできっちりと寝かしてから出した方が良いのではないだろうか。

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■家で飲んだ日本酒シリーズ
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コメント
この記事へのコメント
酒呑親爺と申します。
神雷、初めて知りました。
こちら様のブログには、知らない銘柄がたくさんUPされていて勉強になります。
また、時々お邪魔させていただきます。
2011/10/10(Mon) 09:16 | URL  | 酒呑親爺 #-[ 編集]
酒呑親爺さま
こちらこそ、定期的にブログを拝見させていただいております。
とても分かりやすい味の表現を読むに付け、ジェラシー、もとい感心しきりでございます(笑)。

これからも地道に続けていきますのでご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

2011/10/10(Mon) 22:22 | URL  | oomin #-[ 編集]
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