白目をきれいに
2011年06月07日 (火) | Edit |
今月は「嘉泉 田むら」の月だった。2種類飲んだが、「山酒4号」の方がより好み。

先月の「南方」に続くスマッシュヒット。6月はどんなお酒と出会えるだろうか。。。



(最高評価は★5つで、評価基準は個人の主観です)



南部美人 純米吟醸 ★★
岩手県二戸市 株式会社南部美人 180ml 450円 石川酒店@西区古江西町

東日本大震災の後、ある酒蔵の方がテレビやユーチューブ等で「花見をしてください!」と訴えられていた映像を見た方も多いと思う。その酒蔵が、今回飲んだ南部美人。

前から石川さんのところにあったのは知っていたが、今回、応援するつもりで購入してみた。



辛味と米の旨みがグッと押し寄せるが、後口は水のようにサラッとしている。

濃口が好きな僕がこの味を表現すると、スタートダッシュは抜群だけどそれ以降はイマイチ、となる。

表現ほどネガティブなお酒ではないんだけどな。

そう言えば、「四季祭」で飲んだ南部美人も純米吟醸だったが、そちらは最初から最後までサラッとしていた。

酒米の違いかなとも思うが、真相は不明。

個人的には今回飲んだ方が好みかな。

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蒼田(そうでん) 純米 ★★
福岡県八女市 株式会社喜多屋 720ml 1,155円 石川酒店@西区古江西町

最近、石川酒店に行くと冷蔵庫の中にあるお酒ではなく、棚に陳列・常温保存されているお酒を中心に見るようにしている。

先月アップした南方もその一つ。

そして今回購入した蒼田もそうだ。



このお酒はH21のお酒なので2年前の物。

狙って2年古酒にしたのではなく、単なる売れ残りの様子。

僕は、古酒独特のクセが苦手。

蒼田を買う時には石川さんの社長に「煮えたぎらないと飲みにくいですか?」と聞いてみたところ「いや、まだ冷やして飲めるよ。」との事だったので購入を決意。



飲んでみると、古酒っぽいクセはあるものの許容範囲。

味自体は芳醇で僕の好きなタイプ。

開栓初日は辛さが目立ったが、数日経つと甘さが目立つようになっていた。

このお酒嫌いではないので、次は新しいお酒を飲むようにしてみたい。

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嘉泉 純米吟醸 「田むら 山酒4号」 ★★★★
東京都福生市 田村酒造場 720ml 1,575円 フレスタ@佐伯区海老園

東京のお酒って案外飲むことがないので、フレスタで見かけた時から気になっていたお酒。

今回購入したのは、使われている酒米が「山酒4号」の方。

これとは別に「吟ぎんが」を使っているお酒もあったのだが、「山酒4号」は濃醇辛口とのPOPを見て購入を決めた。



香りは穏やか。

冷やして飲むと軟水のような口当たりが続き、後半になって旨み・辛味・渋みが押し寄せてくる。

後口には辛味が残るタイプだ。

少し温度が上がると途端に印象が変わり、米の旨みが前面に出てくる。

香りは炊き立ての米の香り。



50度位まで温めて飲んでみると、これが正解。

米の旨み・香りが柔らかく、しかし大きく膨らみ、ぐんぐん飲ませる力が出てきた。

切れもある。これは旨いなぁ。

冷蔵庫に阿藻珍味のイカの塩辛があったので合わせてみると、抜群の相性だった。



次の休みの時に「吟ぎんが」を買いに行ってみようかな。

あ、そうそう、このお酒4種類の酵母が使われていてお酒がやや赤みを帯びていると注意書きがあったが、確かにほんのりと赤かったなぁ。

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亀泉(かめいずみ) 純米吟醸 ★★★
高知県土佐市 亀泉酒造 720ml いただきもの

高知県の日本酒と言えば、土佐鶴・酔鯨・司牡丹・無手無冠ぐらいしか知らず、当地の日本酒事情には明るくないが、何となく端麗辛口なイメージがある。

亀泉もそのような酒質だと、裏のラベルから見て取れる。

精米歩合は50%。

純米吟醸と名乗っているが、純米大吟醸スペックだ。



初日は常温に近い温度で飲んでみた。

香りは穏やかで、何かの木のような香りだと感じた。

口に含んだ一瞬は旨みが先行するが、すぐにピリッとした辛さが被さってくる。

仕舞はやや苦味を伴いながらスッと消える。

グビッと飲んでしまいそうな味わいで、なかなか悪くない出来栄え。



高知県と言えば、底が尖っていたり穴が開いていたりして、飲み干さなければ置く事ができない「べく盃」が有名だが、このお酒もべく盃でグビッと飲むべく造りなのかもしれない。

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七福神 純米 ★★★
岩手県盛岡市 菊の司酒造 720ml いただきもの

常温で飲んでみると、初手から仕舞まで一定の辛さが感じられ純米らしい旨みと苦味がところどころで感じられる。

日本酒度+2でこの辛さか、と少し驚きもある。

余韻はそう長くなく、スッと飲めるお酒。

好みの範疇だ。



冷やしてから飲むと辛味の主張が控えめになり、より一層飲み易さが増す。

端麗辛口ではなく、やや濃醇に寄った辛口のお酒。

丁寧に作られた印象が強く、飲み飽きが来ないタイプなので普段飲みに適している。

なお、香りはとても控えめであった。

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喜美福 純米生原酒 ★★
安芸高田市吉田町 有木酒造場 720ml 1,100円 大和屋酒舗@中区胡町

有木酒造場のお酒って随分長い事飲んでないなぁと思い、たすきラベルに「こく辛」と「まろ切れ」の2種類があったのだが、日本酒度が+8と-6だったので+8の「こく辛」を購入してみた。

スペックや説明書きのイメージでは、米の旨みがドドーンと押し寄せてきて、辛味と酸でそこそこ切れるお酒かなと。

多分僕の好みのタイプだろう思って購入した。



開栓初日。

実際に飲んでみると、僅かに米の旨みを感じるものの次の瞬間に酸味と辛味で旨みがスパッと断ち切られ、その意外性に呆然としたまま酸味の余韻が続く。

こういう組み立てのお酒って初めてかもしれない。



50度まで温めてみると、ようやく米の旨みが広がる。

しかし、辛味と酸の切れは相変わらず。

開栓から数日経つと米の旨みが前面に出始め、だんだんと旨いお酒に育ってきた。

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嘉泉 純米吟醸 「田むら 吟ぎんが」 ★★★
東京都福生市 田村酒造場 720ml 1,575円 フレスタ@西区横川

2週間ほど前に飲んだ「山酒4号」が旨かったので、もう一つのスペック「吟ぎんが」を飲んでみた。

「山酒4号」と比べると、初手ははんなりと寄りかかるような甘さ。

この甘さは、米というよりも酸味の穏やかなヨーグルトに近いかなと感じた。

そして、ピッとした辛味と切れの良い酸味で、寄りかかってこようとした甘さがいなされ、余韻には辛味が残る。

それぞれのタイミングの良さが心地良い。

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■家で飲んだ日本酒シリーズ
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