2016年07月16日 (土) | Edit |
今月のお酒

■五橋 純米生原酒白糀96
■華泉 無濾過生原酒
■初桜 特別純米生原酒 玉栄
■初桜 純米生原酒 みずかがみ
■白鶴 純米大吟醸 翔雲
■阿武の鶴 純米吟醸生原酒





6月は、なかなか面白いラインナップだったと思います。

五橋の白糀に始まり、広島では飲めない初桜、白鶴のきちんと作ったお酒、そして30年ぶりに醸造を再開した阿武の鶴。

後継者がいなくて廃業する蔵が多い中、とてもうれしい知らせでした。





(評価は、なし~★★★★★まで。個人の好みで評点をつけています。)





五橋 純米生原酒白糀96 ★★★
醸造元:酒井酒造(山口県)

五橋 クロ

近所の石川酒店で、1ヶ月ほど前に見かけたお酒。

ちょっと気になっていたので、買ってみることにしました。

何が気になるって、「白糀」で精米歩合「96%」ですよ!

面白そうでしょ?





何となく、甘酸っぱ系で米感有りそうかな、と当たりをつけての購入。

さてさて、どんな感じだったんでしょうか。

冷蔵庫でしっかり冷やしてからの開栓です。

五橋 クロ 裏ラベル






香りは、やはり甘酸っぱそうで、辛さも内包している感じ。

含みは適度に甘酸っぱく、くどくなる前に酸がサラッと流してくれます。

プチ感もあり、うす濁りらしいオリのとろっと感も。

白糀らしい酸味は、そこまで強くないかなぁ。





50度台半ばまで温度を上げると、米感のある香りに、とろんとした口当たり。

後口には辛さ。

これはなかなか。

常温に近づいてもくどくならず、酸がきゅっと締めてくれます。





僕としては想像の域を出ていないんですが、この手のを初めて飲む人は、目をシロクロさせて驚くかもしれませんね。

五橋 クロ ラベル






華泉 無濾過生原酒 ★★
醸造元:華泉酒造(島根県)

華泉

津和野の華泉酒造で買って帰ったお酒。

観光地にある蔵で、ラインナップは本醸造から純米系まで10種類ほどだったでしょうか。

今回は、アル添の無濾過生原酒を購入。

さてさて、どんな感じだったんでしょうか。

常温保管から開栓してみました。

華泉 ラベル





辛さと酸を内包した香り。

飲んでみると一瞬カプ系の香りが感じられますが、まろやかな旨味と後口の辛味が基本線のようです。

ちょっとキツイかなと思い、ロックにしてみると、全体的にまろやかになり飲みやすくなりました。

そして、甘さが顔を出してきましたが、くどくなく、味に幅が出る良い甘さ。

その内に酸も出始め、なかなかゴキゲンで飲み進めることが出来ました。

華泉 裏ラベル





初桜 特別純米生原酒 玉栄 ★★
醸造元:安井酒造場(滋賀県)

初桜 玉栄

先月アップした天井川(古橋酒造)と同じ日に蔵に訪れ、購入した初桜。

酒の佇まいからは田舎臭さはなく、酒質によっては面白いかもという印象を受けました。

さてさて、どんな感じだったんでしょうか。

冷蔵庫で冷やしてからの開栓です。

初桜 玉栄 たすき





香りからは、コクと辛さがイメージできます。

含みは軽いコクと結構な辛さ。

そこに酸が覆いかぶさり、酸が効いた辛口酒という印象です。

少し経つと、香りからも味からも米感が感じられるように。





55度に温めてみたところ、酸の存在が薄くなって余韻は平坦になりましたが、軽い旨味と米感がしっかりと感じられます。

スリムな奥播磨といった具合でしょうか。

なかなか旨い酒でした。

初桜 玉栄裏ラベル





初桜 純米生原酒 みずかがみ ★★★
醸造元:安井酒造場(滋賀県)

初桜 みずかがみ

先にご紹介した、玉栄と同時購入したお酒で、滋賀の食米みずかがみを使った純米生原酒。

米違いによる味の違いは、僕には大して分からないんですけど、ま、折角なので。

こちらも冷蔵庫で冷やしてから開栓してみました。

初桜 みずかがみ たすき





辛そうな香り。

含みは辛さがグッと押し寄せてきますが、軽いコク、じんわり酸味、少しの米感も感じられます。

飲み続けると段々辛くなりますけど、玉栄ほどでは有りません。

米感の強弱は共通。

初桜は、米感と酸味に特徴がありますね。

個人的には、好きな部類のお酒でした。

初桜 みずかがみ 裏ラベル





白鶴 純米大吟醸 翔雲 ★★★
醸造元:白鶴酒造(兵庫県)

白鶴純米大吟醸翔雲

いただきものの、白鶴純米大吟醸。

大手が作るこの手の酒は、実は旨いんですよ。





期待感を込めて、冷蔵庫から出したてを開栓してみました。

白鶴純米大吟醸翔雲 ラベル2

立ち上がる香りは、大手の造る良いお酒の香り。

って、分かりにくいなぁ(苦笑)。

含みは辛さが強いけど、次第に甘さも出てきて、最後は苦味で締める感じ。

ちょっと辛いですけど、「うん、これこれ」な良い酒ですな。





二杯目以降は色々落ち着いてきて、程よい甘さとコクで飲みやすくなりました。

白鶴純米大吟醸翔雲 ラベル





阿武の鶴純米吟醸生原酒★
醸造元:阿武の鶴酒造(山口県)

阿武の鶴

山口県の日本海側にある阿武の鶴酒造。

僕が蔵まで酒を買いに行った時は、桶買いでしのがれていて、正直、いつまで持つのかという印象でした。

が、この度、跡継ぎが戻ってきて30年振りに醸造を再開。

どんどん蔵がなくなっている現状を考えると、拍手喝采な出来事です。

そして、澄川酒造場の設備を借りて醸したという、その酒を買いに、周南市の中嶋酒店まで出向いてまいりました。





さてさて、どんな酒なんでしょうか。

冷蔵庫でしっかりと冷やしてから、開栓です。

阿武の鶴 たすき

ビューティー系の華やかな香りに、少しのアルコール感。

含みは、クッと来るコクに甘さと苦味が。

少し置くと、酸が効いてきて酒質全体が穏やかになってきたものの、僕にはクドイなぁ。

ジューシーだけど、飽きが来る。

クドイ東洋美人って感じでしょうか。





試しに氷を入れてみましょ。

すると香りの華やかさは変わらず、コクと甘さが薄まり、酸のお陰で、すーんと伸びやかに広がり消える印象に。





開栓から1週間経つと、ようやくクドさが減ってきて、飲めるようになってきました。

これなら、昔買った上撰のほうが好きだなぁ。

ま、次の酒を期待して待ちましょう。

阿武の鶴 ラベル


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