白目をきれいに
2016年01月09日 (土) | Edit |
今月のお酒

■阿部勘 純米吟醸 ひより
■福美人 純米
■姿 純米吟醸 発泡にごり生酒
■亀齢 辛口純米八拾裏
■花凜 純米吟醸
■華鳩 純米吟醸無濾過生原酒
■三谷春 大吟醸
■青煌 特別純米





12月は8本。

飲んだお酒の名前を眺めてみると、三谷春が最も印象に残っていることに気付きます。

実は、8本の中では唯一、蔵に買いに行ったお酒。

味だけではなく、入手から飲み干すまでのプロセスも含めて記憶に残っていて、自分の中では一つのストーリーとして思い出になっています。

ひょいとお取り寄せで入手できる時代だからこそ、僕はなるべく蔵で購入して、現地の臨場感を味わいたいなと思っています。

そのついでに、食べたことない店でラーメン食べられますし、一石二鳥だったりして(笑





(評価は、なし~★★★★★まで。個人の好みで採点してます。)





阿部勘 純米吟醸 ひより ★★★
醸造元:阿部勘酒造店(宮城県)



久し振りに宇品の酒商山田に行ってきました。

巌の朝日米を使った酒が面白そうだったんですけど、開栓数日後からが旨いとのこと。

この日はすぐに飲む酒が欲しかったので買いませんでしたが、もし年末まであれば買ってみようと思います。





次に目をつけたのは、未飲銘柄の阿部勘。

ひよりという酒米を使っているそうでして、響きが良いなと思い購入してみました。





冷蔵庫で冷やしてからの開栓です。







瓶口からは香りは立たず。

実際に飲んでみると、ほんのり旨味が乗った旨い水のような味わい。

後口からは、超軟水のような柔らかさが感じられます。

しかし物足りないかと言われれば、不足なし。

これはこれで旨い酒として成り立っているのではないでしょうか。





軽いけれども、軽くない。

食べ物に寄り添う、旨いお酒でした。







福美人 純米 ★★★
醸造元:福美人酒造(東広島市)



皆実町ゆめタウンの常温コーナーで見つけて購入。

福美人はイベントでちょっと飲んだだけでしたので、丁度いい機会かなと思いまして。





このお酒は、常温保管から開栓してみました。



瓶口からは、酸を帯びた香りに枯れたニュアンスが。

グラスに注いでみると、やや黄色を帯びた酒の色。

ん?と思い飲んでみたところ、とろんとした口当たりに、少しの熟成感、立ち気味な酸。

後口には辛さが残ります。

これ、山廃っぽいニュアンスですけど、どうなんでしょうか。





正直、大きな期待はせずに買ってみたんですが、なかなか旨いじゃありませんか。

妻は苦手と言っておりましたが、僕は大好き。

四合瓶で1000円程度とコストパフォーマンスも申し分なし。

一升瓶があれば、買っておきたいと思います。







姿 純米吟醸 発泡にごり生酒 ★★
醸造元:飯沼銘醸(栃木県)



発泡にごりが好きな妻が買っておいてくれたお酒。

図らずも、今シーズン初の新酒をいただくこととなりました。





「開栓時噴出し注意」と書かれていたので、少し慎重にスクリューキャップを回します。

三分の一ほど回したところで、瓶内の炭酸が動き出し、瓶口付近まで中身が上昇。

この動作を3回繰り返したところで、無事に開栓できました。

さてさて、どんな感じなんでしょうか。







瓶口からは、やや苦味を帯びたにごりの生酒らしい香りが。

実際に飲んでみると、泡は細かく炭酸はやや強め。

ベースはほんのりと苦味を帯び、酸と甘さも感じられます。

そして、出来たばかりの新酒だからでしょうか、結構硬い感じも。

飲み込む時に塊を感じると言いますか、何と言いますか。





何かに合わせるよりも、乾杯酒などの用途で単独で飲んだほうが良さそうな印象でした。







亀齢 辛口純米八拾裏 ★★★
醸造元:亀齢酒造(東広島市)



最近は石川酒店が多かったので、久しく訪れていなかった大和屋酒舗へ。

色々物色した中で夫婦そろって一番手に挙げたのが、このお酒。

通常は白いラベルに黒い文字なんですが、裏バージョンということで、黒いラベルに白い文字。

さらに八拾の文字が裏返しになっています。





このお酒の事は全く知らなかったので、これ幸いと思い購入。

事前情報ゼロで飲んで、違いを探れるかどうか試してみましょう。







瓶口からは、フレッシュでメロンっぽい香りが立ってきます。

飲んでみると、グッと乗った旨味に酸で切れを与え、どこか蜜のようなフレーバーも。





生か火入れかで言うと生っぽいんですが、生酒の表記はなく、要冷蔵などの注意書きもなし。

という事は火入れか。

裏バージョンと言うからには責めブレンド的な商品かと思いましたけど、どうもそんな感じもなし。

だとしたら、米違いか酵母違いか。

結局、結論は出ぬまま。





後日調べてみると、酵母違いが正解ということが分かりました。

なるほど~







花凜 純米吟醸 ★★
醸造元:山陽鶴酒造(東広島市)



こちらもゆめタウンで購入したお酒です。

どうやら桜の花から採取した酵母を使っているとのこと。

先日全蔵制覇した山口県でも桜酵母はありますし、佐賀県の天吹も花から取った酵母を使っていて、見かける機会も増えてきた印象はあります。





このお酒はどんな感じなんでしょう。

常温保管から開栓してみました。



瓶口からは、ほんのりと花のような香りに甘さを伴っているフレーバーが。

実際に飲んでみると、つるんとした口当たりでほのかな甘さも。

酸の効用で、つるんと滑る印象を受けるのかもしれません。





そして、亀齢と同時に飲んだことに後悔。





あちらが17度台の濃い酒なのに対し、こちらは13度台のはかない感じのお酒。

これでは水っぽさしか感じられませんので、これ以上飲むのはやめて冷蔵庫で冷やしてみることに。





後日、単体で味わってみると、少しだけ控えめな感じはしますが、これはこれでライトな旨いお酒かなと。

飲む順番を間違えると評価が変わる、良い例でした。







華鳩 純米吟醸無濾過生原酒 ★★★
醸造元:榎酒造(呉市音戸町)



新酒は年明けまで飲むつもりがなかったんですけど、姿のスパークリングで図らずも飲んでしまったので、解禁してしまいましょう(笑)。

ということで、この日購入したのは、華鳩のしぼりたて。

江田島で買った牡蠣を夕食で食べる事にしていたので、その近くの華鳩と合わせてみようかなと思いまして。







瓶口からは、アルコール感を伴う華やかげな香りが感じられます。

実際に飲んでみると、華鳩らしい旨味にわずかなプチ感、後口はスッと消える切れの良さ。

原酒なのでやや度数高めですが、口当たりが強くないので量が飲めてしまいます。





そして、常に下支えしている酸が良いですね。

一杯目はわずかしか感じられない酸が、二杯三杯と続けていくうちに、強く感じられるように。

旨い牡蠣と旨い酒。

良い季節が来ましたなぁ(笑)。







三谷春 大吟醸 ★★★
醸造元:林酒造(呉市)



我が家で行う忘年会のため、江田島に牡蠣を仕入れに行ったついでに倉橋の室尾にある林酒造で買ってきました。





2年前だったでしょうか、蔵を訪れた際、次年度から造ると聞いていた大吟醸。

山田錦を35%まで磨いたお酒で、出品酒クラスのイメージです。

さてさて、どんな感じだったんでしょうか。





冷蔵庫でしっかりと冷やしてから開栓してみました。



瓶口からは、華やか少し手前のきれいな吟醸香が感じられます。

実際に飲んでみると、きれいな飲み口で甘さ旨さが意外と強く、それらを辛さで流す感じ。

後ろに隠れている酸もいい仕事しています。

初日の印象は、やや飲み応えあるきれいな大吟醸。





開栓5日目。

香りと甘さ旨さは控えめになり、その代わりに酸が主張し始めています。

僕としては、5日目の酸の出具合は好きだなぁ。







青煌 特別純米 ★★★
醸造元:武の井酒造(山梨県)



年末年始のお酒を買いに富士見町の「てらや」へ。

冷蔵庫の前で、あーでもないこーでもないと夫婦二人で品定めして買った1本が、今回ご紹介する青煌(せいこう)です。

蔵に関する予備知識はありませんでして、飲んだことがない銘柄と言うだけで購入を決定。

この銘柄、何種類かありましたが、面白そうな「つるばら酵母」を買ってみました。

さてさて、どんな感じなんでしょうか。

2015年、最後の開栓です。







瓶口からは、酸と辛さが想起される香りが。

酒自体は、やや黄色く色付いています。

実際に飲んでみると、含みは丸く、米の旨味の後に渋み。

アルコール度数は、ラベル表記の15度よりも高めに感じます。





口当たりの柔らかさは、同じ山梨の「七賢」にも似たところがありまして。

所在地はどちらも北杜市。

仕込み水まで調べていませんけど、何か共通点があるのかもしれませんね。




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