白目をきれいに
2015年03月25日 (水) | Edit |
今月の掲載酒

■雨後の月 純米吟醸酒
■島の香  うまいにごり酒
■開運  無濾過純米生酒
■白牡丹  本醸造しぼりたて
■賀茂泉  立春朝搾り
■前  純米吟醸無濾過生原酒
■菊水  熟成吟醸生原酒
■蒼斗七星 特別純米65うすにごり
■三芳菊  零おりがらみ




2月を振り返って驚いたのは、賀茂泉の立春朝搾り(4日開栓)よりも前に4本開栓していた事。

丁度その頃は、親からもらったり、牡蠣を買いに行ったついでに酒屋に寄って購入したりで在庫が多かったんですよね。。。

仕事のストレスを酒で解消したっていう理由もあるんですけど、それにしても良く飲みました(苦笑)。



さて、2月のお酒で良かったのは、白牡丹と蒼斗七星。

逆に期待はずれだったのは、三芳菊。

とは言え、三芳菊は面白そうなので、今後も何本か飲んでみたいと思っています。





(評価は、なし~★★★★★。個人の好みでの評価ですので、参考程度に留めてください)






雨後の月 純米吟醸酒 ★★
醸造元:相原酒造(呉市)



外で見かけたら飲むけど、家では飲まない。

そこに特段の理由はないんですが、雨後の月もそういうお酒の1つ。

江田島の牡蠣打ち場で買った牡蠣に何合わせようかなと酒屋に立ち寄ったところ、雨後の月と目が合ってしまいました。

これを機会に、久々の、雨後の月in我が家でございます。



冷蔵庫で冷やして、冷え冷えからの開栓。





瓶口からは、雨後の月らしい甘めの香りが。

実際に飲んでみると、中硬質な含みで、口当たりは端麗と言えば良いでしょうか。

細く品の良い甘みが感じられ、少しの苦味が余韻に残ります。



外で飲んだ雨後の月と比べるとボリューム感に物足りなさはありますが、梵と同じように、スペック違いでも共通項が感じられる点は良いですね。

そして、プリプリの酢牡蛎との相性はピッタリ。

江田島と仁方では場所は違いますが、海の幸に海の酒は合うって事なんでしょう。







島の香 うまいにごり酒 ★★
醸造元:津田酒造(江田島市)



昨年買い逃したこのお酒を求めて、江田島市能美町へ。

お取り寄せが出来るのかもしれませんが、現地で買うという体験が好きなので、片道2時間くらいなら平気で蔵に行ってしまいます(笑)。



蔵に到着し瓶を手に取って見ると、醸造用糖類が添加されている事が判明。。。

う~ん、アレなら炭酸で割れば良いかと思い購入し、冷え冷えから開栓してみました。





香りはほとんど感じられず、とろりんとした口当たりに滑らかな喉越し。

想定よりも甘くなく、むしろ後に残る少しの酸が印象的でした。



飲み続けると流石に甘さが蓄積してきますが、想定よりもアレではなく、むしろ良い印象。

飲んでみないと分からないものですねぇ。







開運 純米無濾過生 ★★★
醸造元:土井酒造場(静岡県)



開運を飲むのは、勤め先の後輩の結婚&新居祝いで祝い酒の特別純米を開けて以来。

という事は、2年振りかぁ。



今回は、妻が美味しそうなコチをゲットしたらしく、それに合わせるために買ってきたとの事。

久々の開運、どんな感じでしょうか。





瓶口からは、アルコールの香りがツンと。

実際に飲んでみると、生酒らしいボリュームのある旨味に軽い苦・酸・辛で切れを出している印象です。

よく味わってみるとお米のフレーバーも感じます。



以前飲んだ祝い酒は、口当たりが良く軽い旨味がある端麗系で、万人に受けそうな印象でした。

一方このお酒は、飲みやすさは健在で、ミディアムボディな旨味が加わった感じです。



厚めに切ったコチの刺身は想像以上に旨味が強く、開運の軽い米感との相性も良し。

だからと言うわけではありませんが、あっという間に四合瓶が空になってしまいましたとさ(苦笑)。







白牡丹 本醸造しぼりたて新酒 ★★★
醸造元:白牡丹酒造(東広島市)



白牡丹って、意識的に避けているわけではないんですが、そんなに飲む機会が無いんですよねぇ。

そんな僕が何故これを飲む事になったかというと、実家に顔を出した際に、親が持たせてくれたから。

いつもの事ながら、ありがたい事です。



我が家に来て1ヶ月余り過ぎた頃に、常温保管から開栓してみました。





僕の中での白牡丹は甘口の印象ですが、こいつは米感芳醇なタイプ。

なかなか旨く、自分の持つイメージとのギャップにちょっと驚いてしまいました。



開栓二日目。

米感のトーンダウンが目立ったので、あえてソーダ割りに。

軽い渋みに薄い米感。後口には黄色い柑橘系の酸味がふわっと。

これ、なかなか面白いなぁ。



白牡丹、もっと飲む機会を設けないといけませんね。

今度は純米にしてみましょ。







賀茂泉 立春朝搾り ★★★
醸造元:賀茂泉酒造(東広島市)



3年連続の立春朝搾り。

今まで飲んでなかったのに、飲み出すと恒例行事になってしまいまして(苦笑)。



さてさて、今年のはどうだったでしょうか。

冷蔵庫保管の冷え冷えからの開栓です。





瓶口からの香りは少なめで、どこか落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

実際に飲んでみると、苦味が目立ち酸も感じますが、全体的に大人しい感じ。



昨年と酵母は同じと聞いていますが、飲んだ印象は異なります。

立春の朝に必ず搾らなくてはいけませんので、多少のブレはあるんでしょう。

それもまた、飲み手からすると面白さの一つ。

作り手はドキドキしてるかもですが(笑)。



開栓二日目には、きりっとしたイケメン風のテイストに。

昔で言うと、ソース顔(古っ)と言えば良いんでしょうか。



三週間ほどで飲み干しましたが、その間に大きく変わることなく、一升瓶が空になってしまいました。

同時に買った四合瓶はしばし常温保管。

秋以降のどこかのタイミングで飲んでみようと思います。







古伊万里 前(さき) 純米吟醸無濾過生原酒 ★★★
醸造元:古伊万里酒造(佐賀県)



江田島に牡蠣を買いに行ったついでに、藤三光町店に立ち寄って購入。

以前飲んだ「前」は、期待が高すぎたせいか特徴に乏しい酒としか感じませんでした。

さて、今回の新酒は如何に。

冷蔵保存で冷え冷えからの開栓です。





瓶口から漂う香りからは、グラマラスなボディを予感。

この時点で、前回のとは違う印象を受けます。

実際に飲んでみると、無濾過生原酒らしい旨さが口の中でポワンと広がり、細身の酸で味の切れを出している印象を受けました。

そして、後口には苦味が。



これはボリュームのある甘旨酒で、濃醇系無濾過生原酒の中では優等生的な旨さではないでしょうか。

もちろん、前回飲んだ火入れよりは断然旨かったです。



これは、もう一回火入れを飲んでみたいと思わせてくれる出来。

また呉に買いに行かなきゃ。







ふなぐち菊水一番しぼり 吟醸生原酒 熟成 ★
醸造元:菊水酒造(新潟県)



ふなぐち菊水の缶シリーズは、全部で4種類。

今までに黄色(本醸造)と緑(新米新酒)を飲みまして、このお酒で3種類目となります。



このお酒は、ふなぐち菊水を吟醸で仕込み、蔵で1年以上低温熟成させたとの事。

さて、どんな具合なのか楽しみに、冷え冷えから開栓してみました。





香りや味わいからは、いわゆる熟成感はほとんど感じられず、べたっとした甘さが飲みにくさに繋がっています。

僕には珍しく、初日はこの一口で終了し、しばし常温保管。



開栓1週間後。

少し味を利いてみるも、傾向は変わらず。



開栓2週間後。

あのべたつくような甘さは少なくなって、旨味と苦味が分かるようになっていました。

当初よりも飲みやすいとは思いますが、それでも僕には甘いかなぁ。







蒼斗七星 特別純米65うすにごり ★★★
醸造元:青砥酒造(島根県)



我が家の好物、蒼斗七星。

この酒を広島で(多分)唯一扱ってらっしゃる「てらや」に、新酒の蒼斗が入荷したとの報を聞き、仕事帰りに自転車で立ち寄って購入。

この後ご紹介する三芳菊と2本を手にぶら下げて、家まで自転車こぎました。

手首が痛かったです、はい(苦笑)。



休みの日を待って、冷蔵庫でしっかり冷やしての開栓です。





ポンと開栓した途端、うっすらと香る吟醸香。

濁らせずに上澄みだけ飲んでみると、ボリューム感のある味わいで、すっきりしっかりテイストなお酒です。

後口は苦味できゅっと締める感じ。



濁らせてみると味の抑揚がなくなりますが、トーンが一定した旨さを長めに感じる事が出来ます。



ここまでの印象は、少し固い感じなので、しばし開栓放置しても良いかなという感じ。

そして、冷え冷えではなく冬の常温の方が味が出て良さそう。

と言いながらも、夫婦二人とも好きなお酒なので、四号瓶では2時間と持ちませんでしたが(苦笑)。







三芳菊 限定品おりがらみ 零 ★
醸造元:三芳菊酒造(徳山県)



僕が目にした三芳菊の評価。

南国フルーツのようなジューシーな甘みとフルーティな香り。

どことなく笑四季のモンスーンにも似た雰囲気なのかなぁと思うものの、広島で扱っている酒屋を知らず、飲む機会には恵まれませんでした。



そんなある日。

富士見町「てらや」に入荷したとの情報を知り、先にご紹介した蒼斗七星と共に購入。

少しワクワクしながら、冷え冷えからの開栓です。





まずは一口飲んでみると、パイナップルな後口ではあるものの苦味が強め。

まだ若い感じも受けますが、テイストは噂ほどではありません。

これから開いていくのかなぁと思い、冷蔵庫へ。



開栓から1週間後。

それらしい旨味と酸味が乗ってきてはいますが、後から感じる苦味がえぐくて、ちょっと飲みにくさを感じさせます。

もう少し置いてみましょうかね。



開栓2週間後。甘酸っぱさは増しましたが、後の苦味も健在。

口に含んで空気を含ませてみると、辛く辛く酸味酸味なテイスト。

この変わり様はなかなか面白いなぁ。



開栓3週間経つ頃には、苦味が少なくなり飲みやすく。

もっとジューシィ全開かと思っていたんですが、その意味では期待はずれの一本でした。





(了)


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コメント
この記事へのコメント
雨後の月はあたりはずれが大きい印象。大和屋に置いてある「特別純米 山田錦」が値段の割に芳醇でした。あと夏に出る「涼風純米吟醸」も結構好き。
賀茂泉の「立春朝搾り」は今年初めて飲みました。甘口で無難な酒を造ってる印象だったけど、なかなかいい酒作ると感心しました。意外と辛口かな。
2015/03/26(Thu) 01:44 | URL  | ジジ #-[ 編集]
ジジさんへ
いつもありがとうございます〜

雨後の月は杜氏が変わってから好みになりましたが、今回のは物足りませんでした。

基本的には、旨い酒を造る蔵という印象です。

賀茂泉の立春朝搾りは、昨年の方がボリューミーでした。

なかなか旨い酒ですので、ジジさんも毎年追いかけてみては?

2015/03/29(Sun) 19:51 | URL  | oomin #-[ 編集]
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