2014年11月08日 (土) | Edit |
今月の掲載酒

■無手無冠 八色鳥
■北信流 8年貯蔵
■猩々 純米酒
■寒北斗 純米酒 ひやおろし
■金鳳 純米酒





そういえば最近、広島市内に以前では見かけなかった銘柄が増えたように思います。

先日驚いたのは、山口遠征の際に偶然ネット検索に引っかかって見つけた「男自慢酒造」の「龍の尾」が出回っている事。

酒造組合に加盟していないマイナーな蔵なんですが、引っ張って来た方、なかなかやりますねぇ。



一時期は、目ぼしい銘柄は飲んでしまった感がありましたが、どうやら勉強不足と言う事が分かりました。

これは、まだまだ呑めと言うことだな(違





(評価は、なし~★★★★★。個人の嗜好による評価です。)





無手無冠 八色鳥 ★★
醸造元:無手無冠(高知県)



四万十川の中流域にある酒蔵:無手無冠(むてむか)は、栗焼酎のダバダ火振で有名な蔵。

5年以上前に一度行った事があるんですが、その時は確か、宇宙で育てた米(酵母?)で作ったお酒を買って帰ったように記憶しています。



「ヤイロチョウ」と読む、このお酒。

同名の高知県の県鳥に由来しているそうでして、四万十町内の酒販店・スーパー・道の駅限定商品なんだそうです。

そんな入手困難な品ですが、置き土産していただきましたので、ありがたく頂戴いたします。





スペックは糖類添加ですが、実際に飲んだところ、そんなに悪い印象はありません。



この日は豚・牛のしゃぶしゃぶに合わせてみましたが、相性には特段の問題無し。

秋の深まりと共に、熱めでしっぽりと飲むには最高ですね。







北信流 8年貯蔵 ★★
醸造元:松葉屋本店(長野県)



9月に催した持ち寄りの会で残ったお酒のラストは、長野県の北信流というお酒。

醸造アルコールが添加されていますが、8年貯蔵の古酒ですので、全く気にならないだろうなというのが飲む前の印象です。



まずは常温で一杯。



少し焦げたような感じと、ほんのりチョコレートが感じられる香りです。

実際に飲んでみると熟成酒ゆえの飲みにくさが前面に出ていて、少しの甘みと強めの辛味を酸でさっぱり流す感じ。

とても飲み疲れるお酒ですな(苦笑)。



58度の燗。

常温よりも甘みが強めで、仕舞いの辛さは変わらず。

酸は引っ込んだなぁ~

冷めてくると甘みも増してきて、飲みにくさは多少緩和されました。



このお酒は食中にグイッと飲むタイプではなく、ぬるいのを食後に一杯、てな感じですかね。

ゆっくり空けてみようと思います。







猩々 純米酒 ★★★
醸造元:北村酒造(奈良県)



猩々(しょうじょう)は、奈良に遊びに行った友人からお土産としてもらったお酒。

ありがたや。ありがたや。



皆様、聞いた事のない無名のお酒やちょっと変ったお酒がありましたら、いつでも僕にお声掛け下さい(笑)。



このお酒、蔵の公式サイトによると、お酒の名前は謡曲の「猩々」に由来しているとの事。

「酌めども尽きず 呑めども変わらぬ」という一節から、時代に媚びることなく酒造りをすることをモットーとしているんだそうです。



さてさて、どんなお酒なんでしょうか。

いただいたその日に、早速開栓してみました。





ややアルコールを感じる、控えめな香り。

実際に飲んでみると、真っ先に感じるのは丸い旨味と米の甘み。中盤以降は辛さで締めています。

そして、仕込み水の良さが、柔らかくじ~んわりと広がる感じ。



このお酒、膝をたたくような旨さではなく、馴染むような旨さです。

いつまでも飲み続ける事の出来るタイプで、近いのは周南市の富久寿(冨永酒造)でしょうか。

最近、この手のお酒、好きなんですよねぇ。







寒北斗 純米酒 ひやおろし ★★★
醸造元:寒北斗酒造(福岡県)



友人から、「うらの酒店(福岡県)からお酒を取り寄せるので、興味ある人」的な連絡がありました。

そいや、福岡遠征で買ったお酒でしみじみ旨かったのがあったなぁと思い出し、取り寄せてもらったのが今回ご紹介する寒北斗(かんほくと)です。

丁度出回っている季節でしたので、ひやおろしで。



冷え冷えで開栓してみました。





瓶口からは米の香りが立ち上がってってきます。

少しの酸も伴っていて、この時点で常温または燗でも良さそうな印象。



実際に飲んでみると、甘・辛・酸・苦・旨が一つのカプセルになって通過し、余韻には苦味とわずかなアルコール感が残る感じです。

ふわっとした飲み口ですが、意外に重い酒質。



前回飲んだ小瓶よりも旨味が乗っていて、さすが「ひやおろし」と思わせてくれる一本でした。







金鳳 純米酒 ★★★
醸造元:金鳳酒造(島根県)



味醂を買いに石川酒店に行ったところ、先日行われたメルパルクでの酒の会の話題になりました。

台風だったけど結構な来場があったようですね。

そして、「来ていた蔵の中で面白いのがあったので置いてみた」と説明を受けたのが、金鳳(きんぽう)です。



本醸造・純米・純米吟醸の3種類があり、おススメは純米との事。

日本酒度マイナスなのに甘くないと聞き、安かったこともあって一升瓶で購入してみました。



こちらは、常温からの開栓。





瓶口からは、いい意味で田舎の純米ってな感じの素朴な香りがします。

飲んだ感想ですが、何かの要素が際立つタイプではなく、ぬるっと入ってきてぬるっと流れていく感じ。

しみじみ旨いのではなく、それなりの存在感がありながらも、丸い口当たりで胃に落ちていきます。



少し分解を試みてみると、旨さと酸味がぐるぐるしながら、後口に残るのは旨辛の要素。

グダグダ言いながら飲み倒すにはいいお酒ですな(笑)。



(了)


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