2014年09月02日 (火) | Edit |
お好み焼きは、焼き手・地域によって色々な焼き方があります。



そばをカリカリに仕上げる焼き方。

生地の上にそばを置き、その上に野菜を乗せる焼き方。

完成したら半分に折って出す店。

ぺちゃんこにして出す店。



初めての店に入ると、どんな焼き方するんだろうと、いつも興味深く見させてもらっています。



さて、今回訪れた『さち』は、戸河内へのドライブの途中に立ち寄ったお店。

本命の店(酒販店兼お好み焼き屋)が廃業されていましたので、急遽調べて、事前情報なしで訪れました。



お店の場所は加計町の商店街から外れた所にあって、対向車が来たら離合できないほどの細い坂道を上った先にあります。



建物自体はそう古くなく、ここ何年かでオープンされたのかなという印象を受けました。



店内は座敷が1卓と鉄板前3席があり、個人がされるこぢんまりとしたお好み焼き屋さんという感じです。

メニューの掲示はありませんでしたが、いつも肉玉そばと決めているので、特に困る事はありませんでした。



注文が入ると生地を丸く敷き、鰹節少々・キャベツ・天かす・太もやし・豚バラ3枚と積み重ね、塩コショウに課長さんで味付け。

つなぎを掛けて反転し、焼きに入ります。



何度もヘラで押さえて、できるかぎりぺチャンコにし、焼けた頃に反転し直し。





ソースを真ん中に乗せて、その上にそばを重ねます。





と、まぁ、ここまでは広島市内でも時々見かける焼き方ですが、問題は次です。



何と、そばの上に玉子を落とし、この状態で反転させ、焼きに入ります。

玉子は、鉄板に割り落としその上に本体を乗せる事が当たり前だと思っていましたので、このシーンには一瞬目を疑いましたよ(苦笑)。



ここから数分焼いて、完成したのがこちら。



青海苔は掛かっていませんが、少し小さめのヘラと共に出されました。





実際に食べてみると、層が崩れない一体感のある一枚で、わりと食べやすい印象。

そばの間に入り込んだ玉子は、単に貼り付けるよりも存在感があり、そばの食感に加え、しっかり目に焼いた目玉焼きのような食感が感じられます。



お店の方に「珍しい焼き方ですね」と話を振ってみると、「よそから来た人には言われるんよ」「30年前からこの焼き方じゃけぇ」「加計の人は固い(崩れにくい)お好み焼きが好きじゃけぇ」と教えてくださいました。



そこで考えたんですが、玉子をそばの間に入り込ませるのは、ヘラで切った際にそばが崩れないよう、つなぎの役目を与えているのではないでしょうか。



現在地に移転されて、8年。

鉄板が使い込まれているのに、建物が新しいのはそれが理由だったようです。



味の方は、安定した旨さで格別ではありません。

しかし、お好み焼きの「焼き方」に興味がある方には、是非訪れて欲しいお店です。

ドライブがてら、いかがでしょうか。

ごちそうさまでした!!

(2014.7)

※1枚500円でした。


■お店のデータ
さち
山県郡安芸太田町加計3196-1
0826221888
10:00~18:30
定休日:日曜日


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