2014年02月09日 (日) | Edit |
昨年は「世羅の大地」。

一昨年は「kanpai」で過ごしたクリスマス。

ここ数年は「和」と「洋」を交互に行くようにしております。



と言うことで、今年は「和」の出番。

行ってみたい日本料理店はたくさんあるんですが、妻が懐石(っぽい)料理が良いと言うものですから、候補の中から中区大手町にある『つるま』を選び、予約の上訪れて来ました。



お店の場所はNHKビルの裏側。

ここは以前、セブンイレブンだったところではないかと思います。





入口前に置かれた案内には「満席」の文字が。



クリスマスって日本料理店は暇なイメージがありましたが、こちらは違うんですねぇ。

凄いなぁ。



JALの鶴マークに似たお店のロゴ入り暖簾をよけて中に入ると、正面にレジスターがあり、右側に広がった店内には厨房・カウンター席・テーブル席が配置されています。

明るい色の木製カウンターと立ち上がりの壁に張られた光沢ある細割りタイルは、その向こうの厨房スペースと相まって、なかなか良い雰囲気。



一方で、テーブル席の方は案外と質素な設えです。

各テーブルを仕切るパーテーションの質感や仕切り方を一考すれば、雰囲気が一層良くなるのではと思いましたが、いかがでしょうか。



さて、こちらが予約しておいたコース料理の内容です。



さてさて、どんな感じの料理が出てくるのか楽しみです。



まずは、キリン一番絞りの生ビールで乾杯。



泡がきめ細かく、スーッと抵抗感なしで落ちていくビールは、なかなかの旨さです。



前菜の五種盛り。



写真上は子持ち昆布。右はほうれん草のおひたし、左が蛸の早煮。

下の器には、牡蠣の味噌焼きとズワイガニの竜田揚げが盛られています。



ほうれん草のおひたしは、醤油と塩分が強め。

家庭で食べるには味が強すぎますが、お酒のアテと考えると良い塩梅です。



子持ち昆布は甘さを前に出した味付け。

鰹出汁に醤油・酒・みりんでサッと煮た蛸は、シャクッとした食感と蛸のさわやかな旨さが印象的です。

アクセントのおろし生姜も良い仕事しています~。



ズワイガニの竜田揚げは、サックサクでスナックのような旨さ。

牡蠣の味噌焼きは、ちょっと味噌が甘いかなという印象です。



続いては椀物。



鱧の様に骨切りされた穴子に蕪、水菜、茗荷という内容のお吸い物です。

穴子(益田産)は葛打ちされており、ふんわりとした食感でかなりの旨さ。

お吸い物自体もしっかりとした旨味がありますが、過剰ではないところがいいですね。



この次は造り3種盛りの番ですが、その前に日本酒を。

こちらは獺祭3種飲み比べです。



後になればなるほど飲みすぎで記憶があいまいになりますので、味が判別できる早い段階で注文してみましたよ(笑)。



実はそれぞれ単独で飲んだことはあったんですが、比べるのは初めて。



二割三分はキレイな吟醸香で、表面がしゅるっとしたガラス質なイメージのお酒。

飲み口はいいのですが、後味がちと気になります。



五割は、香り少なく酒質はもたっとしていて切れに劣るタイプ。

三割九分はその中間と言ったところでしょうか。

いずれも冷たい方が良いお酒かなと感じました。



お造り3種。

鰤・水烏賊・よこわというラインナップです。



鰤は脂が乗り始めた状態で、添えられた辛味大根を乗せて食べるとさっぱりといただくことが出来ました。

水烏賊とよこわにも辛味大根を使ってみましたが、この2つにはわさびの方が合いますね。



焚き合わせは、れんこん餅に焼き雲丹が乗ったもの。

周りに散らした菊の花びらがキレイ!



ねっとり旨いれんこん餅と掛けられているあんの双方が旨く、これはなかなかの一品です。



焼き物は、鰆の炭焼き・皇牛(すめらぎぎゅう)のイチボの炙り・姫くわい・銀杏・酢れんこん・ミニ大根が一皿に乗っての登場。



イチボはお尻の赤身肉だったでしょうか。

最近、牛臭いのが苦手になりつつあるんですが、そんな臭いは皆無な上に柔らかくて旨味も強いです~。



酢の物は、鱈の身と白子を赤味噌入りのポン酢あんで。



素材は良いと思いますが、個人的には味噌が余計かなと。



かまど炊きご飯。



カリッとしたおこげが乗せられたご飯は、今年(平成25年)一番の旨さ!

こんなお米が家にあったら白米ばかり食べてしまいます~。

味噌汁も香の物も旨く、ご飯をおかわりしてしまいましたよ(苦笑)。



最後は、追加の水菓子で。



金柑のソルベと揚げた安納芋が出て来ましたが、自然の甘さが良いですね。



日本酒は、獺祭が先にご紹介した3種と燗用に1種。久保田・黒龍・雨後の月・金泉・くどき上手・田酒などが上位スペック(純米大吟醸や大吟醸クラス)を揃えていました。

華鳩貴醸酒や宝剣、瑞冠、賀茂鶴などの広島酒、上喜元・飛露喜などの純米クラスもあり、そこそこそろっている印象。



とても真っ当な日本料理店で、ここなら誰を連れて行っても外さない安心感があります。

こういうお店を知っておくと、助かるんですよ。

ごちそうさまでした!!!

(2013.12)


■お店のデータ
つるま
広島市中区大手町2-11-25
0822463117
11:00〜15:00
18:00〜22:30
定休日:日曜日


その他の飲食店記事はこちらからご覧いただけます。


所在地別飲食店リストはこちらご覧いただけます。










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コメント
この記事へのコメント
皇牛って「山賊」でしか見たことないな~
味噌の件なんか分かります。ドレッシングで言うとマヨネーズ系よりポン酢的な。

そうそうこの時期の日本酒は生酒多いですね。
以前「開運」の特別純米を飲んだ時はあまり好きじゃないと思ったのですが、純米無濾過の生酒は美味しかったです。
ただ生酒は4日で味が変わるから一升瓶は買えない。。
2014/02/09(Sun) 18:37 | URL  | ジジ #-[ 編集]
ジジさんへ
我が家には今、一升瓶の生酒が二本ありまして。

いずれもクロークにて保管中です。

味が変わるのも楽しいんですよ〜(笑)。

皇牛は、確かに山賊以外では初めて見たかもです。
2014/02/09(Sun) 23:50 | URL  | oomin #-[ 編集]
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