白目をきれいに
2017年01月31日 (火) | Edit |
-先付の方向感が好き-





段原の住宅街にある『悠然いしおか』。

友人から紹介されたのは、今年の4月だったでしょうか。

あれこれバタバタしているうちに月日が経ってしまいましたが、少し早めのクリスマスということで、12月の下旬に訪問して参りました。





お店の場所は、広島信用金庫段原支店の裏辺り。

3階建てのマンションの1階にお店を構えてらっしゃいます。

いしおか 外観

いしおか 看板





天然木の戸を引いて中に入ると、中は自然素材満載の設え。

壁は土壁、天井や扉の木材は杉なのかな。

そして驚きは、カウンターに使われている1枚物天然木。

いしおか 店内

樹種は分かりませんが、かなりの樹齢ではないでしょうか。

椅子は、マルニ木工の「HIROSHIMA」。

仕事で使ったことあるのですぐに分かりましたが、これ手触りが良いんですよね。





お店の切り盛りは、大将がお一人で。

ラッキーなことに、僕たちの席は蒸し器や焼き台の目の前で、手さばきが丸見えの特等席です。





この日お願いしていたのは、9,000円のコース。

さてさて、どんな感じだったんでしょうか。





まず登場したのは、すくも海老と野菜の雪花菜(きらず)和え。

いわゆる、卯の花和えです。

いしおか きらず和え

こりっとしたお野菜に、さらりとした卯の花。

出汁は主張し過ぎず、しかし余韻は長く続きます。

清冽で混じり気なし。

結構な引き算の一品で、実はこれが最も印象に残った料理でした。





続いては、地御前の牡蠣を使ったしんじょと聖護院大根の椀物。

いしおか 牡蠣しんじょ

離れていると節の香り、飲むと昆布の香りがそれぞれ立ってきます。

しんじょは強すぎない牡蠣の風味がいいですね。

そして、この緑色の野菜は聖護院大根の葉でしょうか。

ほろ苦さがアクセントになります。





お造りの準備が始まったので、お酒を日本酒にスイッチ。

久々の悦凱陣を。

いしおか 悦凱陣

米感があって旨いですねぇ。





そしてお造りは、まながつおの炙り・たいの昆布締め・たこの3種です。

いしおか 刺し盛り

普段食べるお造りってお皿一杯に造りやツマが盛られていて、ドーン!と出てくるのばかり。

お皿の絵柄を生かした盛り付けで出てくると、「はっ」とさせられますね。





日置桜の熱燗。

いしおか 日置桜

案外穏やか。





穴子のかぶら蒸し。

いしおか 蕪蒸し

これ、凄いですよ。

かぶが驚くほど旨くて、風味も凄い。

とろとろふかふかの穴子、いらなんじゃないかと思うほどのインパクトでした。

そして、木製のさじ(?)が変わってて面白い。

いしおか 蕪蒸しのサジ





「メニューにない日本酒あります」と書いてあったので、早速お尋ね。

すると、出て来る出て来る、熱燗向けのお酒が(笑

あれがあるなら飲んどくでしょ、ということで、小笹屋竹鶴の宿根雄町を常温で。

いしおか 小笹屋高鶴宿禰雄町

酸味があって旨いなぁ。





甘鯛のうろこ焼き。

いしおか あまだいの鱗焼き

添えられているのは、原木えのきの小いわし魚醤和え(合ってます?)と焼いた白ねぎの酢漬けです。

正対した状態でも香る甘鯛。

鱗焼きはかぶりついて、パリパリ感を楽しんでみました。

ちょっとお上品さに欠けましたかね(笑





広島牛のシンタマと原木しいたけの炙り。

いしおか シンタマ

細かく脂が乗ったシンタマは流石に旨いですね。

そして、炙ったしいたけも旨い。





面白かったのは、粒マスタード。

いしおか 粒マスタード

和のニュアンスがあって、粒がこりゅっとしていて、初めての体験。

我が家にある瓶詰めのとは全然違います。





鍛造・強力の常温を久し振りに。

いしおか 鍛造強力





せこがにを使った炊き込みご飯。

いしおか せこがにの炊き込みご飯 オープン



器にちょこっとよそい、おこげをそっと上に。

いしおか せこがにの炊き込みご飯

もっとたくさんよそってくれても良いのに(笑

米の表面はピカピカなのでプリッとしていそうですが、少し固めの炊き加減。

この加減が、上手いですね。





そして、蟹の香りに包まれたご飯。

外子と内子と蟹の身。

殻で取った出汁。

蟹って旨いなぁ(笑



漬物も赤出汁も旨い。

いしおか お漬物

いしおか 味噌汁





もちろんお代わり。

いしおか せこがにの炊き込みご飯お代わり





デザートは、豆乳プリンの濃茶掛け。

いしおか 豆乳プリンの濃茶かけ

おぉ、赤と緑でメリークリスマスではありませんか~

濃茶って、お茶界のエスプレッソですね。

濃いけど、好きだわ、これ。





ご飯が出るまでの料理は、胃への負担感がほぼゼロ。

食べても食べてもまだ食べられる感覚でして、コース料理をもう一周できるんじゃないかと(笑

ご飯とデザートでおなかに溜まりましたが、こんな感覚は初めてでした。





この感覚覚えているうちに、榎町の「拓」や流川の「一具」に行かなきゃいけませんね。

ごちそうさまでした!!!!

(2016.12)



■お店のデータ
悠然いしおか
広島市南区段原3-15-19
0825695753
17:30~22:00
定休日:未確認


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