2017年03月19日 (日) | Edit |
■今月のお酒
魯山人 純米ひやおろし
賀茂泉 純米吟醸生原酒 立春朝搾り
UMENOYADO LAB. 山乃カミ
白鴻 上等酒
白天龍 純米吟醸
天寶一 純米吟醸 生攻め





さて今月は、1月の遅れを取り戻すかのように6本のレビューをお届けいたします。

この中では、魯山人も良かったんですが、月末に飲んだ天寶一はお値段も安く(一升瓶2,160円)頭一つ抜けた旨さ。

久々のおススメ酒です。

一升瓶が買えたら、グビグビ飲んじゃってください(笑





(評価は、なし~★★★★★。個人の好みで評点を付けています)





魯山人 純米ひやおろし ★★★
醸造元:東山酒造(京都府)

魯山人 瓶

親戚から正月用に、ともらったお酒。

後から聞くと、某百貨店でセール品だったらしく、一升瓶が2,000円くらいだったとのこと。

いい買い物したねぇ(笑

開栓したのは1月の下旬で、飲み干したのは2月の初旬。

さてさてどんな感じだったんでしょうか。

常温保管からの開栓です。





魯山人 ラベル

香りからは、旨味と酸味がありそうなニュアンスが。

含みはまろやかで、まったりとした酒の旨味にピリ辛と酸味。

後口には軽い熟成感も見受けられます。

旨味の余韻は長め。

飲み進めると、加水感とほのかな米感が出てきますね。





喉を通り過ぎる際の抵抗感がないですし、とっても馴染むお酒。

こんなに馴染むお酒は久々でして、飲んだ量のわりには翌朝のダメージがとても少なく済みました。

これ、好きだなぁ。

魯山人 裏ラベル





賀茂泉 純米吟醸生原酒 立春朝搾り ★★
醸造元:賀茂泉酒造(東広島市)

賀茂泉 立春朝搾り29年

毎年恒例の立春朝搾り。

今年のはどんな感じだったんでしょうか、しっかりと冷やしてから開栓してみました。





賀茂泉 立春朝搾り29年 ラベル

ジューシー系の華やかな香り。

含むと、去年よりもジューシーな酒質。

二杯目からは炭酸のプチっと感が出てきて、味わいは甘・旨・酸な展開へ。

クドイとまではいきませんが、冷えてるほうが飲みやすいかもしれません。





開栓から10日経つと、ニュアンスは残ったままで香りが抜けた感じが。

時間を置いたほうが飲みやすくなるのは、昨年と同じ傾向でしょうか。

来年も、楽しみ楽しみ。

賀茂泉 立春朝搾り29年 たすき





UMENOYADO LAB. 山乃カミ ★
醸造元:梅乃宿酒造(奈良県)

梅乃宿 瓶

妻の直感で購入した梅の宿。

12度と低アルなのが気になりましたが、飲んでみなくては分かりませんしね。

ちょっとドキドキしながら、冷蔵庫から出したてを開栓してみました。





梅乃宿 ラベル

薄っすらとした香りの奥に、セメダイン的なニュアンスを発見。

含むと、つるんとした口当たりに、赤い果実のジューシーな甘さと酸味が軽めに効いている感じです。

そこに、僅かなセメダイン系のフレーバーが絡んできて、僕はちょっと苦手かなぁ。





低アルだけど原酒では無いので、加水感が強く、少しだけ良くなった順子(先月掲載)を飲んでいる気分。

今シーズンは、こういうの引き当てること多いなぁ(苦笑

梅乃宿 たすき





白鴻 上等酒 ★★
醸造元:盛川酒造(呉市)

白鴻 上等酒 全景

安芸津からのドライブ帰りに安浦を通ったので、駅近くのゆめマートに入り、地元流通メインと思われる上等酒を購入。

グレード的には普通酒で、糖類は入っていません。

さてさて、どんな感じなんでしょうか。

常温保管から開栓したのは、平成28年10月のことでした。





白鴻 上等酒 ラベル

まずは、穀物の香り。

糠臭さというほうが近いかもしれません。

含むと酸が立っていて、テイストは旨辛。

1,000円を切るお値段を考えると、まずまず旨いのではないでしょうか。





開栓から3ヵ月後。

50度に温めて飲んでみると、何ともいい感じの田舎っぽい熱燗に。

コクがあって、まったりと飲めるのがいいですねぇ。

試しに常温で飲んでみますと、スッキリとしていて飲みやすさもあり。

デイリーユースとして、ぬる燗でチビチビいきたいですね。

白鴻 上等酒 ラベル2





白天龍 純米吟醸 ★★
販売元:白天龍酒造(呉市)

白天龍 純米吟醸

白鴻と同じ呉市のお酒ですが、こちらは音戸大橋を渡る手前にある警固屋の酒蔵。

醸造は既に止められていると聞いています。

あまり目にする事のない銘柄ですが、イオンモール@府中町の大きなお酒売り場で入手。

数年前のアリスガーデンで猪口1杯飲んだだけでしたが、ようやく4合瓶で飲むことができます~





白天龍 ラベル

常温保管から開栓すると、瓶口からは穀物感が。

含むと、アルコールのツンとした香り。

そして、ぺタッとした甘さが続き、後口は辛く、アルコール感が強めに感じられます。

二杯目からはアルコール感が落ち着き、ポワンとした甘さが出てきました。





ドッシリとまでは言いませんが、なかなかボディのあるお酒。

少し飲み疲れるタイプでした。

白天龍 ラベル2





天寶一 純米吟醸 生攻め ★★★★
醸造元:天寶一(福山市)

天寶一 瓶

近所の石川酒店のブログに「かなりおススメ!」的な紹介のされ方をしていたので、一升瓶で購入してみました。

お店でも「美味しいですよ~」と太鼓判。

僕の大好きな「攻め」部分のお酒ですし、これは楽しみではありませんか~

冷蔵庫から出したてを開栓してみました。





天寶一 ラベル2

瓶口からは、なかなか濃厚そうな香りが。

含むと、山田錦100%のお酒らしい香りに、コクとキレが共存。

やばい、いくらでも飲めちゃう(笑

口の中で転がすと、ほのかな甘さが追加され、それを酸がきゅっと締める感じ。

僅かな苦味もいいですね。





天寶一ってそんなに飲んでいないので、昔飲んだ軽い酒質のイメージを引きずっています。

それを思うと、攻め部分ということもあって、確かに濃いですね。

久々のヒット!でした。

天寶一 ラベル





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2017年02月18日 (土) | Edit |
■今月のお酒

城陽 純米吟醸





このシリーズ始まって以来、初めての0本になるかと思いきや、滑り込みセーフで1本空きました。

危ない危ない(苦笑

二本続けてイマイチなお酒を開栓してしまい、杯が進まなかったことが大きな理由なんですよねぇ。

そして最近の僕には珍しく、月に3回も飲みに出てしまいましたし。




とは言え、1本だけでは読み応えがありませんので、開栓済で空になるのを待ってるお酒もご紹介させていただきますね。





(評価は、なし~★★★★★。個人の好みで評価しています)





城陽 純米吟醸 五百万石 ★★★
醸造元:城陽酒造(京都府)

城陽 瓶

友人からもらった京都のお酒。

迎春の金文字とラベルの色が新春をあらわしていて、なかなか素敵ではありませんか。

飲む前から期待感が高まる、その佇まい。

さてさて、どんな感じだったんでしょうか。





冷蔵庫できりっと冷やしてから開栓してみました。

城陽 ラベル

米のコクと酸を感じる立ち香。

含むと、口当たりは柔らかく雑味のない米の旨味、裏に隠れている酸がちらほらと。

苦味はやや強めですが、それが心地良く、なかなか旨い酒だと思います。





この日は、鶏皮ポン酢・炙った油揚げ・鶏わさ等と合わせてみましたが、なかなかの相性を見せてくれました。

城陽 裏ラベル






開栓済みのお酒たち


■笑四季さようなら上撰記念酒(2015年3月開栓)

開栓当初は甘口で燗が良さそうな印象。今はどうなっているのかな(笑

笑四季 上撰さよなら





■笑四季モンスーン山田錦(2017年1月開栓)

強烈なセメダイン臭、なかなか飲む気が起きません。。。

笑四季 モンスーン





■順子 雄町袋吊り(2016年12月開栓)

買う時に店のご店主からは注意されていましたが、飲んで納得。何だか、石鹸のような香りが。こちらもなかなか進みません(苦笑

順子雄町





■白鴻 上等酒(2016年10月開栓)

安浦のゆめマートで購入。まったりと飲んでみようと思い、開栓後は常温放置しております。

白鴻 上等酒 ラベル





■天井川長期熟成酒(2016年12月開栓)

滋賀県で買って帰ったお酒。開栓後は冷蔵庫保管しております。

天井川古酒





■賀茂泉立春朝搾り(2015年2月開栓)

立春朝搾りは毎年購入するので、年に一口だけ飲んで違いを楽しんでおります。カラメル感が出て来ていて、良い感じに熟してるのかも。

賀茂泉立春朝搾り27年





果てさて、これらのお酒はいつ飲み干すのやら(笑





(了)



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2016年12月10日 (土) | Edit |
今月のお酒
■龍勢 純米大吟醸
■千福 純米大吟醸
■賀茂泉 純米吟醸
■酔心 純米酒





今月は、図らずも広島の日本酒のみ4本。

しかも全ていただき物という。

ありがたや。ありがたや。

この中では、久々に飲んだ賀茂泉が良かったです。

立春朝搾り以外は飲まなくなってたんですけど、改めて飲むときちんと旨いですね。





(評価は、なし~★★★★★まで。個人の好みで評点を付けています)





龍勢 純米大吟醸 ★★★
醸造元:藤井酒造(竹原市)

龍勢 純米大吟醸の 全体

親から千福とセットでもらった龍勢。

なぜにこの2本?と思いましたが、どうやら賞(2007年のIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)のSAKE部門の金賞)を取った酒らしく、そういう触れ込みで販売されていたのかも。

そして、黒いラベルの純米大吟醸は、初めて。

さてさてどんな感じなんでしょうか。

軽く冷やしてから開栓してみました。





龍勢 純米大吟醸黒 ラベル

ほんのりと甘さを感じる香り。

裏に辛さが隠れていそうなニュアンス。

含むと、たおやかな口当たりで少しとろみが感じられます。

刺激は少なめ。

味は後追いで、キレイな米の旨味と辛さ。

そして、案外と酸が効いています。





二杯目以降は辛さが強くなり、旨い辛口酒という印象に。

飲みやすく、いやなところがありません。

さすがの金賞受賞酒といったところでしょうか。

龍勢 純米大吟醸黒 裏ラベル





千福 純米大吟醸 ★★
醸造元:三宅本店(呉市)

千福 純米大吟醸 全体

真っ白い瓶に大きく蔵と書かれたラベルが印象的。

調べてみると2011年以降何度かモンドセレクションの金賞を取っているようです。

こちらも軽く冷やしてから開栓してみました。





千福 純米大吟醸 ラベル

香りはほとんどなし。

含みは辛く、酸が効いていてサッパリ傾向です。





千福にしては辛いなぁ。

と思いきや、二杯目以降はまったりとした旨さと甘さが際立ってきました。

下手をすると飲み飽きそうなテイストですが、ギリギリの所で甘さが消える絶妙さが印象的。

こういうところがニクイですよね。

千福 純米大吟醸 シール





賀茂泉 純米吟醸 ★★★
醸造元:賀茂泉酒造(東広島市)

賀茂泉 純米吟醸 全体

10年以上前に居酒屋で賀茂泉を注文して、酒好き認定された事があるんですが、今では渋い人認定されるかもしれません。

そんな賀茂泉が、立春朝搾り以外で我が家に来るのは何年振りでしょうか。

朱泉仕込みの純米吟醸、常温保管からの開栓です。





賀茂泉 純米吟醸 ラベル

香りイメージは辛さ。

含みは、賀茂泉らしさ満載で、米のふくよかな旨味が隠れてそうなニュアンス。

酸もきっちりと効いてます。

しばらく飲むと、甘さが出てきて、フルーティーとかそういうのではない甘さなのも良いなぁ。





一升瓶の多くが一晩で消えてしまいましたので、やはり酒好きが好きなお酒なのかなぁ(笑)

賀茂泉 純米吟醸 裏ラベル





酔心 純米酒 ★★
醸造元:酔心山根本店(三原市)

酔心 純米酒

横山大観が愛したお酒、三原の酔心。

家で一本飲むのは久し振りです。

さてさて、どんな感じなんでしょうか。

こちらも常温保管からの開栓です。





酔心 ラベル

香りからは、一瞬だけ甘さの要素が感じられますが、すぐに辛さと酸味のイメージにチェンジ。

含むとすっきり系で、やや重さのある酒質。

辛くもあり、良薬にも似た苦味が僅かに感じられます。

下地にはきっちりと酸が敷かれているとは言え、最後に残る苦味がちょっと強いかなと。

酔心と言えば「ブナのしずく」を思い出しますけど、あの辺りと比べると辛口傾向が強く、質量を感じる酒質です。





ちなみに、この日の相棒は、フレスタで買ったちょっと良い刺し盛り。

相性は言うことなし。

やっぱり刺身には日本酒だよなぁ。

うん、うん。

酔心 裏ラベル



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2016年03月05日 (土) | Edit |
今月のお酒
■富久長 八反草 純米吟醸無濾過生原酒
■賀茂泉 立春朝搾り
■無冠帝 吟醸生酒
■賀茂泉 大吟醸皇寿
■月の桂 立春朝搾り
■常きげん 純米





先日、某所で「大手の酒はどれも旨くないと思ってる飲食店が多すぎる!」という話を聞きました。

「なんとまぁ、レベルの低い飲食店なんだろ(失礼)」と思う反面、いくら旨くても大手の酒だと客から注文されないという側面があるので、仕入れを躊躇するのかなと。





僕が飲んだ範囲では、広島だと、千福の神力生もとはきちんと旨いですし、賀茂鶴・賀茂泉のハイスペックな酒も旨いわけです。

最近では、酔心も旨い酒出してきましたね。

県外の有名処では、パック酒の「まる」でおなじみの白鶴酒造。白鶴錦という米を使った酒は旨かったです。

月桂冠の純米吟醸伝匠も悪くなかった。





売り方(酒販店・飲食店共に)の問題と共に、先入観の問題があるので、なかなか難しそうではあります。

何はともあれ、この記事を読んでいる皆様方におかれましては、わけ隔てなく飲んでくださいね~





(評価は、なし~★★★★★。個人の好みで採点しています。)





富久長 八反草 純米吟醸無濾過生原酒 ★★
醸造元:今田酒造本店(東広島市)



最近フレスタで買い物をすることが多く、このお酒も吉島店で買ったもの。

誠鏡のしぼりたてもありましたけど、何となくこちらを手にとってみました。







香りは穏やか。

含みは、吟醸酒のようなパッとした香気と室温次第で変化しそうなコク。

後口には苦味が。

フルーティと言われれば、そっち系の表現がしっくり来るかもしれません。





室温になると旨味のトーンが低く一定になり、飲みやすくなりました。

ダレるかなと思いましたけど、問題なし。

香りも穏やかになって飲みやすくなったと思います。







賀茂泉 立春朝搾り ★★
醸造元:賀茂泉酒造(東広島市)



毎年恒例の立春朝搾り。

昨年のを1年間常温保存しておき、今年のと飲み比べを楽しんでみました。





しっかりと冷やして、開栓です。



まずは、右:H28年から。

含みはフレッシュ感があり、トロンとした口当たり。

わずかな発泡感や酸もあります。

H27年の開けたてと比べると、穏やかでバランスが良い感じです。

開栓1週間後には全ての要素が軽くなり、さらにバランスを取った感じになりました。





続いては、左:H27年の1年常温熟成を。

酸とコク。熟成感は軽く、悪くないですね。

温度が室温に近づくと、徐々に熟成感が出てきます。

飲みにくさはあるけど、H27年の方が好きかな。





とりあえずH27年はここまでにして、冷蔵庫へ。

いつか、みんなで飲みましょうね~


※微妙に精米歩合違いますね。





無冠帝 吟醸生酒 ★★
醸造元:菊水酒造(新潟県)



フレスタで妻がチョイスしたお酒。

富久長の海風土の生が売ってるのに、「こっちかい!」と突っ込まざるを得ません(苦笑)。





菊水と言えば1合缶で有名で、黄色や緑、赤などがコンビニでも購入可能。

そんな菊水の吟醸生酒。

さてさて、どんな感じなんでしょうか。







香りは、ほぼなし。

含むとトーンの低い旨味。

ほんのりと甘く、かすかな酸。

スッキリ系との説明書きでしたけど、案外旨味があります。





室温に近づくと甘さが出てきて、この方向性も悪くない。

思った以上に飲めるお酒でした。







賀茂泉 大吟醸 皇寿 ★★★
醸造元:賀茂泉酒造(東広島市)



正月に親からもらったお酒。

このクラスの酒って手が出しにくいので、ありがたく感謝しながらの開栓です。







立ち上がる香りは、ツンとした香気と淡い吟醸香。

含みは、品のいい旨味、少しの辛味。

甘さと苦味が裏に隠れている感じがします。

山田錦を35%まで削った大吟醸に共通した味わいがありますね。





室温に近づいてくると、少々ダレるところもありますので、ワインクーラーにでも入れて温度を保ちながら飲むのがいいかもしれません。

また来年も、高いお酒待ってま~す(笑)







月の桂 立春朝搾り ★★
醸造元:増田徳兵衛商店(京都府)



女酒と呼ばれる酒質で著名な伏見の蔵。

黄桜や月桂冠、招徳、松竹梅、玉乃光など有名処が多いエリアですね。

そんな伏見の立春朝絞りを友人からいただきまして、こちらもありがたやありがたや。

広島だとなかなか飲めませんからねぇ、月の桂の立春朝搾りなんて。





冷蔵庫でしっかり冷やしてから開栓してみました。



香りからは、トーンの低い米感が感じられます。

早速含んでみると、旨味と苦味と酸味が穏やかにまとまっていて、やや軽い酒質ではありますが、なかなか旨いではありませんか。





同じ立春朝搾りでも賀茂泉のは濃い目でフレッシュ。

立春の朝に搾るという共通点があるだけで、米も酵母も違うから、これだけ違うのは当たり前なんですけどね。







常きげん 純米 ★
醸造元:鹿野酒造(石川県)



能登四天王の農口杜氏がいらした事で有名な常きげん。

5年前にそごうの物産展で買った純米無濾過生原酒がとても旨かったので、久々に飲んでみようと思い、純米の一升瓶を購入してみました。







香りはあまり立ち上がってこず。

早速飲んでみると、???てな感じ。

糠臭さがあって、とても野暮ったい味わいなんですけど。。。





加水するだけでこうまで変わるはずはないので、造りが変わったんでしょうか。




(了)



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2015年03月25日 (水) | Edit |
今月の掲載酒

■雨後の月 純米吟醸酒
■島の香  うまいにごり酒
■開運  無濾過純米生酒
■白牡丹  本醸造しぼりたて
■賀茂泉  立春朝搾り
■前  純米吟醸無濾過生原酒
■菊水  熟成吟醸生原酒
■蒼斗七星 特別純米65うすにごり
■三芳菊  零おりがらみ




2月を振り返って驚いたのは、賀茂泉の立春朝搾り(4日開栓)よりも前に4本開栓していた事。

丁度その頃は、親からもらったり、牡蠣を買いに行ったついでに酒屋に寄って購入したりで在庫が多かったんですよね。。。

仕事のストレスを酒で解消したっていう理由もあるんですけど、それにしても良く飲みました(苦笑)。



さて、2月のお酒で良かったのは、白牡丹と蒼斗七星。

逆に期待はずれだったのは、三芳菊。

とは言え、三芳菊は面白そうなので、今後も何本か飲んでみたいと思っています。





(評価は、なし~★★★★★。個人の好みでの評価ですので、参考程度に留めてください)






雨後の月 純米吟醸酒 ★★
醸造元:相原酒造(呉市)



外で見かけたら飲むけど、家では飲まない。

そこに特段の理由はないんですが、雨後の月もそういうお酒の1つ。

江田島の牡蠣打ち場で買った牡蠣に何合わせようかなと酒屋に立ち寄ったところ、雨後の月と目が合ってしまいました。

これを機会に、久々の、雨後の月in我が家でございます。



冷蔵庫で冷やして、冷え冷えからの開栓。





瓶口からは、雨後の月らしい甘めの香りが。

実際に飲んでみると、中硬質な含みで、口当たりは端麗と言えば良いでしょうか。

細く品の良い甘みが感じられ、少しの苦味が余韻に残ります。



外で飲んだ雨後の月と比べるとボリューム感に物足りなさはありますが、梵と同じように、スペック違いでも共通項が感じられる点は良いですね。

そして、プリプリの酢牡蛎との相性はピッタリ。

江田島と仁方では場所は違いますが、海の幸に海の酒は合うって事なんでしょう。







島の香 うまいにごり酒 ★★
醸造元:津田酒造(江田島市)



昨年買い逃したこのお酒を求めて、江田島市能美町へ。

お取り寄せが出来るのかもしれませんが、現地で買うという体験が好きなので、片道2時間くらいなら平気で蔵に行ってしまいます(笑)。



蔵に到着し瓶を手に取って見ると、醸造用糖類が添加されている事が判明。。。

う~ん、アレなら炭酸で割れば良いかと思い購入し、冷え冷えから開栓してみました。





香りはほとんど感じられず、とろりんとした口当たりに滑らかな喉越し。

想定よりも甘くなく、むしろ後に残る少しの酸が印象的でした。



飲み続けると流石に甘さが蓄積してきますが、想定よりもアレではなく、むしろ良い印象。

飲んでみないと分からないものですねぇ。







開運 純米無濾過生 ★★★
醸造元:土井酒造場(静岡県)



開運を飲むのは、勤め先の後輩の結婚&新居祝いで祝い酒の特別純米を開けて以来。

という事は、2年振りかぁ。



今回は、妻が美味しそうなコチをゲットしたらしく、それに合わせるために買ってきたとの事。

久々の開運、どんな感じでしょうか。





瓶口からは、アルコールの香りがツンと。

実際に飲んでみると、生酒らしいボリュームのある旨味に軽い苦・酸・辛で切れを出している印象です。

よく味わってみるとお米のフレーバーも感じます。



以前飲んだ祝い酒は、口当たりが良く軽い旨味がある端麗系で、万人に受けそうな印象でした。

一方このお酒は、飲みやすさは健在で、ミディアムボディな旨味が加わった感じです。



厚めに切ったコチの刺身は想像以上に旨味が強く、開運の軽い米感との相性も良し。

だからと言うわけではありませんが、あっという間に四合瓶が空になってしまいましたとさ(苦笑)。







白牡丹 本醸造しぼりたて新酒 ★★★
醸造元:白牡丹酒造(東広島市)



白牡丹って、意識的に避けているわけではないんですが、そんなに飲む機会が無いんですよねぇ。

そんな僕が何故これを飲む事になったかというと、実家に顔を出した際に、親が持たせてくれたから。

いつもの事ながら、ありがたい事です。



我が家に来て1ヶ月余り過ぎた頃に、常温保管から開栓してみました。





僕の中での白牡丹は甘口の印象ですが、こいつは米感芳醇なタイプ。

なかなか旨く、自分の持つイメージとのギャップにちょっと驚いてしまいました。



開栓二日目。

米感のトーンダウンが目立ったので、あえてソーダ割りに。

軽い渋みに薄い米感。後口には黄色い柑橘系の酸味がふわっと。

これ、なかなか面白いなぁ。



白牡丹、もっと飲む機会を設けないといけませんね。

今度は純米にしてみましょ。







賀茂泉 立春朝搾り ★★★
醸造元:賀茂泉酒造(東広島市)



3年連続の立春朝搾り。

今まで飲んでなかったのに、飲み出すと恒例行事になってしまいまして(苦笑)。



さてさて、今年のはどうだったでしょうか。

冷蔵庫保管の冷え冷えからの開栓です。





瓶口からの香りは少なめで、どこか落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

実際に飲んでみると、苦味が目立ち酸も感じますが、全体的に大人しい感じ。



昨年と酵母は同じと聞いていますが、飲んだ印象は異なります。

立春の朝に必ず搾らなくてはいけませんので、多少のブレはあるんでしょう。

それもまた、飲み手からすると面白さの一つ。

作り手はドキドキしてるかもですが(笑)。



開栓二日目には、きりっとしたイケメン風のテイストに。

昔で言うと、ソース顔(古っ)と言えば良いんでしょうか。



三週間ほどで飲み干しましたが、その間に大きく変わることなく、一升瓶が空になってしまいました。

同時に買った四合瓶はしばし常温保管。

秋以降のどこかのタイミングで飲んでみようと思います。







古伊万里 前(さき) 純米吟醸無濾過生原酒 ★★★
醸造元:古伊万里酒造(佐賀県)



江田島に牡蠣を買いに行ったついでに、藤三光町店に立ち寄って購入。

以前飲んだ「前」は、期待が高すぎたせいか特徴に乏しい酒としか感じませんでした。

さて、今回の新酒は如何に。

冷蔵保存で冷え冷えからの開栓です。





瓶口から漂う香りからは、グラマラスなボディを予感。

この時点で、前回のとは違う印象を受けます。

実際に飲んでみると、無濾過生原酒らしい旨さが口の中でポワンと広がり、細身の酸で味の切れを出している印象を受けました。

そして、後口には苦味が。



これはボリュームのある甘旨酒で、濃醇系無濾過生原酒の中では優等生的な旨さではないでしょうか。

もちろん、前回飲んだ火入れよりは断然旨かったです。



これは、もう一回火入れを飲んでみたいと思わせてくれる出来。

また呉に買いに行かなきゃ。







ふなぐち菊水一番しぼり 吟醸生原酒 熟成 ★
醸造元:菊水酒造(新潟県)



ふなぐち菊水の缶シリーズは、全部で4種類。

今までに黄色(本醸造)と緑(新米新酒)を飲みまして、このお酒で3種類目となります。



このお酒は、ふなぐち菊水を吟醸で仕込み、蔵で1年以上低温熟成させたとの事。

さて、どんな具合なのか楽しみに、冷え冷えから開栓してみました。





香りや味わいからは、いわゆる熟成感はほとんど感じられず、べたっとした甘さが飲みにくさに繋がっています。

僕には珍しく、初日はこの一口で終了し、しばし常温保管。



開栓1週間後。

少し味を利いてみるも、傾向は変わらず。



開栓2週間後。

あのべたつくような甘さは少なくなって、旨味と苦味が分かるようになっていました。

当初よりも飲みやすいとは思いますが、それでも僕には甘いかなぁ。







蒼斗七星 特別純米65うすにごり ★★★
醸造元:青砥酒造(島根県)



我が家の好物、蒼斗七星。

この酒を広島で(多分)唯一扱ってらっしゃる「てらや」に、新酒の蒼斗が入荷したとの報を聞き、仕事帰りに自転車で立ち寄って購入。

この後ご紹介する三芳菊と2本を手にぶら下げて、家まで自転車こぎました。

手首が痛かったです、はい(苦笑)。



休みの日を待って、冷蔵庫でしっかり冷やしての開栓です。





ポンと開栓した途端、うっすらと香る吟醸香。

濁らせずに上澄みだけ飲んでみると、ボリューム感のある味わいで、すっきりしっかりテイストなお酒です。

後口は苦味できゅっと締める感じ。



濁らせてみると味の抑揚がなくなりますが、トーンが一定した旨さを長めに感じる事が出来ます。



ここまでの印象は、少し固い感じなので、しばし開栓放置しても良いかなという感じ。

そして、冷え冷えではなく冬の常温の方が味が出て良さそう。

と言いながらも、夫婦二人とも好きなお酒なので、四号瓶では2時間と持ちませんでしたが(苦笑)。







三芳菊 限定品おりがらみ 零 ★
醸造元:三芳菊酒造(徳山県)



僕が目にした三芳菊の評価。

南国フルーツのようなジューシーな甘みとフルーティな香り。

どことなく笑四季のモンスーンにも似た雰囲気なのかなぁと思うものの、広島で扱っている酒屋を知らず、飲む機会には恵まれませんでした。



そんなある日。

富士見町「てらや」に入荷したとの情報を知り、先にご紹介した蒼斗七星と共に購入。

少しワクワクしながら、冷え冷えからの開栓です。





まずは一口飲んでみると、パイナップルな後口ではあるものの苦味が強め。

まだ若い感じも受けますが、テイストは噂ほどではありません。

これから開いていくのかなぁと思い、冷蔵庫へ。



開栓から1週間後。

それらしい旨味と酸味が乗ってきてはいますが、後から感じる苦味がえぐくて、ちょっと飲みにくさを感じさせます。

もう少し置いてみましょうかね。



開栓2週間後。甘酸っぱさは増しましたが、後の苦味も健在。

口に含んで空気を含ませてみると、辛く辛く酸味酸味なテイスト。

この変わり様はなかなか面白いなぁ。



開栓3週間経つ頃には、苦味が少なくなり飲みやすく。

もっとジューシィ全開かと思っていたんですが、その意味では期待はずれの一本でした。





(了)


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