白目をきれいに
2017年08月11日 (金) | Edit |
■今月のお酒
誠鏡 純米スパークリング
開運 特別本醸造





今月は2本。

日本酒は休みの日しか飲まないんですけど、珍しく外飲みが2回もあったので、その分機会が減ったということでして。

この2本、どちらもいいお酒でしたが、開運のコストパフォーマンスは流石ですね。

お祝い事にもつかえるし、デイリーユースとしても優秀なお酒。

また買おうかな(笑





(評点は、なし~★★★★★。個人の好みで評点を付けています。)





誠鏡 純米スパークリング ★★
醸造元:中尾醸造(竹原市)

誠鏡 純米スパークリング 瓶

前も飲んだ事あるような気もしますが、美味しそうだったので気にせず飲んじゃいましょう(笑

誠鏡 たすき



僅かなオリの香り。

泡は優しく、軽いしゅわしゅわ感が良いですね。

味わいとしては、オリのコクと甘苦さが目立ちます。



牛タン・ぼんじり・ソーセージなどお肉メインの夕食と合わせてみましたが、優しく脂を流してくれ、食を進めるには丁度いいお酒だなと感じました。

誠鏡 純米スパークリング たすき裏





開運 特別本醸造 ★★★
醸造元:土井酒造場(静岡県)

開運 瓶

給料日前でお金ないけど、たくさん飲みたい!

そんなわがままを、一定以上のクオリティで叶えてくれる貴重なお酒。

開運・特別本醸造。

一升瓶で2,000円ちょいは、亀齢の辛口純米八拾と同じ価格帯。

そして、それに負けないくらい旨いんですよ。



開運 ラベル

冷蔵庫から出したてをあけてみると、僅かながら、アルコール感が立った香り。

含むと、その香りは気にならず。

そこそこのコク、後口には辛さがあり、切れの良いお酒です。

2杯目からはまったりとした口当たりとなり、甘さも顔を出すように。



開栓二日目。

冷たいと飲み口軽く、お風呂上りだとごくごく飲んでしまいそう。

常温が近づくにつれ、コクと旨味が出てきます。

安くて旨い酒ですけど、定番すぎるからでしょうか、話題にならない。

売れないからでしょうか、飲食店でも見かけない。

こういうお酒こそ、色々な人に飲んで欲しいんですけどね。

開運 たすき



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2016年08月20日 (土) | Edit |
今月のお酒

■菊弥栄 上撰
■旭鳳 蔵元限定酒
■誠鏡 特醸純米生
■虎穴 純米無濾過生原酒





7月は4本と、特にセーブしたわけではありませんが、ご紹介本数は少なめですね。

どの酒も悪くなかった中、一番旨かったのは、虎穴。

でも一番好きだったのは、菊弥栄。

以前は愛山LOVEみたいなこと言ってましたけど、最近はデイリーユースに適したお酒が好きなんですよ。

そして、純米命だったのに、今では旨ければ何でもいいじゃん的な(笑)。

変われば変わるものですねぇ。





(評点は、なし~★★★★★。個人の好みで評価しています。)





菊弥栄 上撰 ★★
販売元:岡田屋本店(島根県)

菊弥栄

島根遠征で購入した5本の内、最後の一本。

予備知識ゼロでの購入ですが、大体のお酒は旨いので、何も心配しておりません。





常温保管からの開栓です。

菊弥栄 ラベル2

甘さとアルコールを感じさせる香り。

含みの印象は香りと同じで、後口にピリリと効いた辛さが感じられます。

甘さが結構強いので、くどくて飲み飽きるかなと思いきや、この酒も良い具合に甘さが切れていくので、いつまでも飲めてしまいます。





開栓一ヶ月後。

香りは、あの甘さ。

飲むと軽く乳酸系のニュアンス、ほの甘さ、後口の辛さ。

これ、旨いなぁ。

これぞデイリーユースなお酒ですね。

菊弥栄 ラベル





旭鳳 蔵元限定酒 ★★
醸造元:旭鳳酒造(広島市安佐北区)

旭鳳 蔵元限定酒

蔵元と杜氏が変わってから飲むのは、初めて。

前杜氏のお酒はとても個性的でしたが、実はちと苦手なタイプだったんです。

新体制のお酒はどんな感じなんでしょうか。

蔵に出向いて購入した酒を、冷蔵庫でしっかり冷やしてから開栓してみました。





旭鳳 蔵元限定酒 ラベル

香りは華やか傾向。

これはジューシータイプなのか?と思いつつ口をつけると、含み香は穏やかで、ぬるっとした口当たり。

米感が伴う旨味が感じられ、苦味はしっかり。

室温に向かって温度が上がってくると、コクと甘さが顔を出してきます。





途中から氷を浮かべて飲んでみましたら、香りもコクも穏やかになり、夏にはピッタリのゴキゲンなお酒になりました。

他の酒もこんなニュアンスだったら、飲んでみたいなぁ。

旭鳳 蔵元限定酒 裏ラベル





誠鏡 特醸純米生 ★★★
醸造元:中尾醸造(竹原市)

誠鏡 特醸純米生

誠鏡って、飲むのは久し振り。

特段好きでもなければ嫌いでもない銘柄でして、それ故、売ってても手に取らないし、店でも注文しない感じなんです。

今回は、ゆめタウンで「何買おっかな」と物色をしていたとき、目が合ったので購入した次第。

さてさて、どんな感じなんでしょうか。

冷蔵庫で冷やしてから開栓してみました。





誠鏡特醸純米生 ラベル

ほのかにブドウっぽい香り。

含みは穏やかなブドウで、ラストを苦味で締める印象。

甘さと苦味のバランスがいいなぁ。

常温に近づくにつれ、ジューシィーなボディが出てきますね。

くどくなるパターンかと思いきや、そこまで行かず良い所で留まっています。





ほぼ常温になると酸が出てきて、ボディはややスリムに。

そして、ここにきてラストの米感に気付かされます。

温めてもよさそうなポテンシャルの有るお酒。

美味しくいただきました。

誠鏡特醸純米生 裏ラベル





虎穴 純米無濾過生原酒 ★★★
醸造元:冨士酒造(山形県)

虎穴 純米無濾過生原酒

虎穴は、栄光冨士の冨士酒造が「へうげもの(古田織部が主人公の歴史マンガ)」とのコラボで出しているお酒。

妻が直感で選び、石川酒店のサービス券を使って購入。

ポイントカードってありがたいですねぇ。





冷蔵庫で冷やしてから開栓してみました。

虎穴純米無濾過生原酒 たすき

くぐもった華やかな香り。

ベースには砂糖的な甘さがほんのり、わずかなプチ感に苦旨。

うん、これ旨いですね。

辛さもありますし、甘さとコクもあるけれど、後に残るのはいい感じのコク。





ここのお酒って本醸造も旨かったですし、僕の口に合うんだなぁ。

常温でも旨いのも、嬉しいじゃありませんか。

虎穴純米無濾過生原酒 裏ラベル



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2013年08月15日 (木) | Edit |
最近、親戚から黒霧島とダバダ火振、6年前の梅酒2種類(ホワイトリカー、ブランデー)を貰った。

そこでふと思ったのだが、自宅で焼酎を飲む事はあるが、ラベルをじっくり見た事がない。

この機会にしげしげと黒霧島のラベルを眺めてみると、そこには黒麹仕込と書かれていた。

『なるほど、だから「黒」霧島という事か。』と、今更気付いた訳だ。



調べてみると、「赤」霧島は芋と麹の反応でもろみが赤くなる所から名付けたとの事。

普段飲まないから、こういう事が分かると少し興味を惹かれてしまう。



今焼酎が身近にあるからだろうか、某書店で焼酎を特集したdancyuが目に入ったので購入してみた。

焼酎の事を今よりも飲み、知る事で、日本酒に関する理解が深まるかもしれない。

そんな事を思った先日の出来事だった。



(評価は、なし~★★★★★まで。あくまでも、個人の主観である。)



幻の瀧 純米吟醸 ★★
皇国晴酒造 富山県黒部市 720ML 980円 ユアーズ@中区袋町

日本有数のV字谷、黒部峡谷を擁する富山県黒部市。市内を流れる黒部川の上流には、立山黒部アルペンルートの黒部ダムがある。

我々瀬戸内沿岸に住んでいるものからすると、比較的マイナー存在である富山県だが、その中では黒部市は高い知名度を誇る街ではなかろうか。

本酒を醸す皇国晴酒造(みくにばれしゅぞう)は、当地の中でも富山湾に近い場所で1887年(明治20年)に創業された。

北アルプスの雪解け水を由来とする湧水で酒を仕込み、毎日飲めるおいしい酒をコンセプトに酒造りをされているそうだ。



当蔵のツイッターで知ったのだが、元々は岩瀬酒造という名前の蔵だったそうだが、先々代の時代に改名されたそうだ。

なかなか強そうな名前だが、思想は中立的との事。



さて本酒は、ユアーズ4合瓶U1Kシリーズ(1000円未満)攻略の一環で購入した。

瓶口からは、たおやかに米の香りが感じられる。

実際に飲んでみるとほんのりとした米の旨味に辛さと酸味が絡んで、まあまあ旨い。

しかし、仕舞に残るセメダイン臭は少し苦手である。

今まで飲んできたU1Kの中では、やや劣る印象を持った。







雁木another 純米無濾過生原酒 ★★★
山口県岩国市 八百新酒造 1,800ML 2,250円 石川酒店@西区古江西町

河岸で階段状になっている部分を雁木と呼び、かつては船着場として利用されていた。

広島市内では、平和公園内でもその存在が確認できる。

山口県岩国市にも同様に雁木があったそうで、それは本酒を醸す八百新酒造が面している今津川にも存在する。

その昔は、上流から運ばれてくる酒米を当蔵前の雁木で水揚げされ、受け取っていたとの事。酒名の由来もそこから来ているのだろうと推察される。



さて本酒は、いつもの石川酒店で勧められて購入。精米歩合が80%という点に興味を惹かれたのがその理由だ。

開栓直後。

瓶口からは米っぽく生っぽい香りが上がってくる。

飲んでみると、一口目の後口にはアルコール感が感じられたが、少し温度が上がるとそれは消え、旨味が乗って来た。

酸味による切れもなかなか良い。



冷やして二日目。

軽快な米の旨味を酸味が軽くいなす感じで、個人的には好きな部類だ。

2合程飲んだ所で4合瓶2本に分け、冷蔵庫と物入れの二ヶ所で保管する事に。

現時点でも常温の方が少し残っており、しかと乗った旨味をチビチビと楽しんでいる最中である。

安いのに、なかなかの酒だ。







大七 純米生もと生原酒 ★★★
福島県二本松市 大七酒造 720ML 1,680円 アバンセ@西区古江新町

以前もどこかで書いたかもしれないが、本酒を醸す大七酒造のある福島県は、銘酒が集まる都道府県として知られている。

飛露喜・奈良萬・会津娘・國権などがあり、名を聞けば旨い事で知られる蔵が多い。

その中でも大七酒造(だいしちしゅぞう)は、どの酒も安定感のある旨さで、なかなかの蔵という印象だ。

当蔵は1752年(宝暦2年)創業の老舗蔵で、全量生もと造りをされているとの事。



本酒は、買い物に立ち寄ったアバンセ古江店で見かけて購入した。

開栓すると、瓶からは米感が強そうな香りが漂う。

実際に飲んでみると、丸い口当たりの後に、米の旨味がズンと来る。

それを受け止めた直後には、旨辛が押し寄せて来て、これは流石の旨さだと感じさせてくれる。



本来なら燗にする等、幾つかの温度帯でゆっくり楽しむべきなのだが、酒好き2人を前にしてしまったため、残念ながら一晩と持たずに空いてしまった。







東洋美人 特別純米 ★★
山口県萩市 澄川酒造場 720ML 1,365円 フレスタ@佐伯区海老園

本酒を醸す澄川酒造場(すみかわしゅぞうじょう)は、日本海側の萩市に1912年(大正10年)に創業した酒蔵である。

米が採れた田の番地を銘柄名とした「番地シリーズ」は、単一の田で採れた米を使う事でその土地の個性を表現すると言う試みで、いわゆるテロワールを意識されたそうだ。

当蔵のある萩エリアには6つの酒蔵があり、7蔵を擁する徳山エリアに次ぐ酒蔵数を誇る。

なお、その内の4蔵(澄川酒造場:東洋美人、中村酒造:宝船、岡崎酒造場:長門峡、岩崎酒造:長陽福娘)は飲んだ事があるが2蔵(八千代酒造:八千代、阿武の鶴酒造:阿武の鶴)は未飲であり、実はこの記事を仕上げている今日、当地に出向き購入する予定としている。



さて本酒は、フレスタが扱いを始めた事をフェイスブックで知り、買い物ついでに購入した次第。

帰宅後、冷やしてから飲んでみると、吟醸酵母っぽい華やかな香りと旨味が強い印象を受けた。

キンと冷えてないと切れはやや悪く、くどさを感じる。

五年ほど前に飲んだ蓬莱鶴の純米大吟醸と同じ印象だ。







渡舟 純米吟醸 ★★★
茨城県石岡市 府中誉 720ML 1,575 円 天満屋@アルパーク

本酒を醸す府中誉があるのは茨城県である。

関東の中でもどことなく地味な存在で、そもそも読み方(いばらき、が正解。)を間違われる事が多い。

都会のイメージがある神奈川、東京隣接でディズニーランドを擁する千葉、群馬・栃木・埼玉に至ってはその存在を自虐的に表現する事でアピールできているように、個人的には感じる。

一方、茨城は、先の震災でも被害が大きかったが報道される事が少なく、復興に苦労されたと聞いている。



歴史を紐解くと、江戸時代には徳川御三家の一角を担い、天下の副将軍水戸光圀や15代将軍徳川慶喜らを排出。

その他には、間宮林蔵(蝦夷地測量)・平将門(平安中期の豪族)・中臣鎌足(大化の改新)・横山大観・水戸泉・稀勢の里などの出身地としても知られており、なかなかの人材を排出している印象だ。



さて当蔵の創業は、江戸末期の1854年(安政元年)。

所在地が石岡市国府とある事からも分かるように、常陸の国の国府が置かれた地、いわば府中と呼ばれた地名に蔵の名前は由来していると思われる。

さて本酒は、アルパーク天満屋の地下酒売場で出会い、次に掲載した酔鯨と共に購入。



開栓直後。

米感のある旨そうな香りが瓶口から立ち上がってくる。

ぐい呑みに注ぎ初めは薄い黄色だが、満たされるにつれて徐々に黄金色になって行く様を見るのは、なかなか良いものである。

実際に飲んでみると、生酒のような雰囲気があり、旨く辛く苦い。

喉の入り口を高い度数のアルコールが刺激するが、悪い気はせず、むしろ心地良く感じる。

二杯目からはドライフルーツのような甘さが感じられるなど、変化も面白く感じた。



なお本酒に使われている渡舟と言う酒米は、山田錦の親との事。

ちなみにもう一方の親は山田穂と言う。

某店で田酒の渡船と山田穂を飲み比べる機会があったのだが、一杯の値段が高過ぎて結局飲まなかった。

あれ以来、機会が訪れていないが、次の機会には逃さず試してみたい。







酔鯨 特別純米 ★★★
高知県高知市 酔鯨酒造 720ML 1,008円 天満屋@アルパーク

高知県には酒造組合加盟ベースで18の酒蔵があり、広島では美丈夫・南・土佐鶴・菊水(四万十川)・土佐しらぎく・亀泉・司牡丹、酔鯨が手に入ると記憶している。

さて、本酒を醸す酔鯨酒造の創業は1872年(明治5年)の事。

当時の事は分からないが、現在では高知市内唯一の酒蔵だそうだ。



酔鯨と言う名前の由来は、土佐藩主:山内容堂にあるとされている。

酒と詩歌をこよなく愛した山内は、外出時には腰から赤ひょうたんを離さなかった程で、自らを「鯨海酔候」と称したそうだ。



それに由来した酔鯨は、飲んでみるとさらっとした酒質で、スルスルと喉を落ちていく。

これは飲み過ぎてしまうタイプの酒で、鯨でも酔ってしまうのも無理はない。

思ったほど辛口ではなく、鰹の血合いが似合いそうな所も、どこか味わい深く感じた。







誠鏡 純米たけはら ★★
竹原市中央 中尾醸造 720ML 1,195円 ユアーズ@西区庚午北

1871年(明治4年)に「廣島屋」の屋号で酒を醸し出始めた中尾醸造(なかおじょうぞう)。

当蔵の主力銘柄には「幻」という酒があるが、これは昭和23年頃に皇室新年御用酒として造られていた酒を忠実に再現したものだそうだ。

「幻」には当蔵発祥のリンゴ酵母が使われており、香り高い酒との事だ。



一方で、誠鏡は当蔵の定番商品。

「蔵人の真心を映し出す鏡のような酒であってほしい」という願いから名付けられたとの事。



実際に飲んでみると、地味ではあるが落ち着いて飲める酒でなかなか旨い。

この酒は常温で飲み続けてみたが、もちろんぬる燗でも良い顔を見せてくれるに違いないと感じた。





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