白目をきれいに
2017年04月23日 (日) | Edit |
■今月のお酒
弥山 純米吟醸無濾過原酒
六郎次 純米吟醸生酒
刈穂 純米生原酒
天の戸 氷晶 純米吟醸うすにごり




3月は4本のレビュー。

本数は多くありませんが、なかなかの粒ぞろいでした。

中でも、良さを再認識したのは弥山。

ここ何年か注目している蔵でして、徐々に旨くなっているように感じました。





(評価は、なし~★★★★★。個人の好みで評点をつけています。)





弥山 純米吟醸 無濾過原酒 ★★★
醸造元:中国醸造(廿日市市)

弥山 瓶

久々の弥山はいただき物。

何だか毎月のようにお酒もらってるなぁ。

ホント、ありがとうございます(笑



弥山はいつも冷やして飲むんですけど、たまにはねと思い、常温保管から開栓してみました。

弥山 ラベル



瓶口からは華やかそうな香りが。

ぐい呑みに注いでみても華やかに香りますが、含んでみると案外香りは強くありません。

最近の雨後の月にも似たバランスのよさを感じるお酒でして、これ、なかなか旨いなぁ。

開栓から数日経っても、そのバランスは崩れませんでした。

弥山 裏





六郎次 純米吟醸 生酒 ★★★
醸造元:栃倉酒造(新潟県)

六郎次 瓶

近所の石川酒店で見つけて、ジャケ買いしたお酒。

六郎次という名前が珍しいなと思い調べて見ると、杜氏の郷六郎次氏(故人)にちなんでいるとのこと。



何となく、気合を感じるこのお酒。

とりあえず飲んでみましょ。

六郎次 ラベル2



濃いそうな香り。

含むと、とろんと丸くて、そこそこボディあり。

新潟のお酒なのでスレンダーかと思いきや、「脱いだら凄いんです(古っ)」な印象です。

旨味が余韻として長く残るのも、ちょっと意外な感じ。

「たかちよ」を飲んだときも同じ印象を抱きましたが、なかなかいい酒じゃありませんか。

六郎次 ラベル





刈穂 純米生原酒 ★★★
醸造元:秋田清酒(秋田県)

刈穂 瓶

こちらも石川酒店で。

蔵付自然酵母仕込&沈殿したおりに惹かれての購入です。

さてさて、どんな感じなんでしょうか。

冷蔵庫から出したてを開栓です。



刈穂 たすき

香りは穏やか。

含むと、旨味がじわっと一定量溶け出すような進捗具合で、余韻に至るまで一定の旨味が感じられます。

最後に感じる少しの渋みがアクセントでしょうか。

見た目では薄にごりなんですけど、おりによる支配感が強いのが特徴。



転がすと、ジューシーなボディに、生もとらしくないキュートな酸味。

グッとコクのある薄にごりでして、旨いうまいとあっという間になくなりましたとさ(笑

刈穂 ラベル





天の戸 氷晶 純米吟醸うすにごり ★★★
醸造元:浅舞酒造(秋田県)

天の戸 氷晶 瓶

うすにごり好きな、妻のイチオシに従い購入。

ラベルに書かれたダイヤモンドダストとは、細かい氷晶のことらしく。

ダイヤモンドダストと聞くと聖闘士星矢を思い出すのは、年代のせいなんでしょうか(笑

米は、東北電力開発米の「星あかり」を採用。

調べてみると、「初星(こちらは食米)」と「美山錦」の交配から出来たお米なんですって。



さてさて、どんな感じなんでしょうか。

冷蔵庫から出したてを開栓してみました。

天の戸 氷晶 ラベル

おりを感じる香り。

含むとトロンとした口当たりで、おりが絡んだコク、ピリ辛。

後からぺタッとした甘さが口直し的に。

発泡感はなく、酸味はそんなに目立ちません。



白麹使用・瓶内二次発酵のシルキーとは、また別物のにごり酒。

飲んでいると、まったり落ち着いた気分になるのがいいですね。

天の戸 氷晶 ラベル横





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2017年03月19日 (日) | Edit |
■今月のお酒
魯山人 純米ひやおろし
賀茂泉 純米吟醸生原酒 立春朝搾り
UMENOYADO LAB. 山乃カミ
白鴻 上等酒
白天龍 純米吟醸
天寶一 純米吟醸 生攻め





さて今月は、1月の遅れを取り戻すかのように6本のレビューをお届けいたします。

この中では、魯山人も良かったんですが、月末に飲んだ天寶一はお値段も安く(一升瓶2,160円)頭一つ抜けた旨さ。

久々のおススメ酒です。

一升瓶が買えたら、グビグビ飲んじゃってください(笑





(評価は、なし~★★★★★。個人の好みで評点を付けています)





魯山人 純米ひやおろし ★★★
醸造元:東山酒造(京都府)

魯山人 瓶

親戚から正月用に、ともらったお酒。

後から聞くと、某百貨店でセール品だったらしく、一升瓶が2,000円くらいだったとのこと。

いい買い物したねぇ(笑

開栓したのは1月の下旬で、飲み干したのは2月の初旬。

さてさてどんな感じだったんでしょうか。

常温保管からの開栓です。





魯山人 ラベル

香りからは、旨味と酸味がありそうなニュアンスが。

含みはまろやかで、まったりとした酒の旨味にピリ辛と酸味。

後口には軽い熟成感も見受けられます。

旨味の余韻は長め。

飲み進めると、加水感とほのかな米感が出てきますね。





喉を通り過ぎる際の抵抗感がないですし、とっても馴染むお酒。

こんなに馴染むお酒は久々でして、飲んだ量のわりには翌朝のダメージがとても少なく済みました。

これ、好きだなぁ。

魯山人 裏ラベル





賀茂泉 純米吟醸生原酒 立春朝搾り ★★
醸造元:賀茂泉酒造(東広島市)

賀茂泉 立春朝搾り29年

毎年恒例の立春朝搾り。

今年のはどんな感じだったんでしょうか、しっかりと冷やしてから開栓してみました。





賀茂泉 立春朝搾り29年 ラベル

ジューシー系の華やかな香り。

含むと、去年よりもジューシーな酒質。

二杯目からは炭酸のプチっと感が出てきて、味わいは甘・旨・酸な展開へ。

クドイとまではいきませんが、冷えてるほうが飲みやすいかもしれません。





開栓から10日経つと、ニュアンスは残ったままで香りが抜けた感じが。

時間を置いたほうが飲みやすくなるのは、昨年と同じ傾向でしょうか。

来年も、楽しみ楽しみ。

賀茂泉 立春朝搾り29年 たすき





UMENOYADO LAB. 山乃カミ ★
醸造元:梅乃宿酒造(奈良県)

梅乃宿 瓶

妻の直感で購入した梅の宿。

12度と低アルなのが気になりましたが、飲んでみなくては分かりませんしね。

ちょっとドキドキしながら、冷蔵庫から出したてを開栓してみました。





梅乃宿 ラベル

薄っすらとした香りの奥に、セメダイン的なニュアンスを発見。

含むと、つるんとした口当たりに、赤い果実のジューシーな甘さと酸味が軽めに効いている感じです。

そこに、僅かなセメダイン系のフレーバーが絡んできて、僕はちょっと苦手かなぁ。





低アルだけど原酒では無いので、加水感が強く、少しだけ良くなった順子(先月掲載)を飲んでいる気分。

今シーズンは、こういうの引き当てること多いなぁ(苦笑

梅乃宿 たすき





白鴻 上等酒 ★★
醸造元:盛川酒造(呉市)

白鴻 上等酒 全景

安芸津からのドライブ帰りに安浦を通ったので、駅近くのゆめマートに入り、地元流通メインと思われる上等酒を購入。

グレード的には普通酒で、糖類は入っていません。

さてさて、どんな感じなんでしょうか。

常温保管から開栓したのは、平成28年10月のことでした。





白鴻 上等酒 ラベル

まずは、穀物の香り。

糠臭さというほうが近いかもしれません。

含むと酸が立っていて、テイストは旨辛。

1,000円を切るお値段を考えると、まずまず旨いのではないでしょうか。





開栓から3ヵ月後。

50度に温めて飲んでみると、何ともいい感じの田舎っぽい熱燗に。

コクがあって、まったりと飲めるのがいいですねぇ。

試しに常温で飲んでみますと、スッキリとしていて飲みやすさもあり。

デイリーユースとして、ぬる燗でチビチビいきたいですね。

白鴻 上等酒 ラベル2





白天龍 純米吟醸 ★★
販売元:白天龍酒造(呉市)

白天龍 純米吟醸

白鴻と同じ呉市のお酒ですが、こちらは音戸大橋を渡る手前にある警固屋の酒蔵。

醸造は既に止められていると聞いています。

あまり目にする事のない銘柄ですが、イオンモール@府中町の大きなお酒売り場で入手。

数年前のアリスガーデンで猪口1杯飲んだだけでしたが、ようやく4合瓶で飲むことができます~





白天龍 ラベル

常温保管から開栓すると、瓶口からは穀物感が。

含むと、アルコールのツンとした香り。

そして、ぺタッとした甘さが続き、後口は辛く、アルコール感が強めに感じられます。

二杯目からはアルコール感が落ち着き、ポワンとした甘さが出てきました。





ドッシリとまでは言いませんが、なかなかボディのあるお酒。

少し飲み疲れるタイプでした。

白天龍 ラベル2





天寶一 純米吟醸 生攻め ★★★★
醸造元:天寶一(福山市)

天寶一 瓶

近所の石川酒店のブログに「かなりおススメ!」的な紹介のされ方をしていたので、一升瓶で購入してみました。

お店でも「美味しいですよ~」と太鼓判。

僕の大好きな「攻め」部分のお酒ですし、これは楽しみではありませんか~

冷蔵庫から出したてを開栓してみました。





天寶一 ラベル2

瓶口からは、なかなか濃厚そうな香りが。

含むと、山田錦100%のお酒らしい香りに、コクとキレが共存。

やばい、いくらでも飲めちゃう(笑

口の中で転がすと、ほのかな甘さが追加され、それを酸がきゅっと締める感じ。

僅かな苦味もいいですね。





天寶一ってそんなに飲んでいないので、昔飲んだ軽い酒質のイメージを引きずっています。

それを思うと、攻め部分ということもあって、確かに濃いですね。

久々のヒット!でした。

天寶一 ラベル





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2017年02月18日 (土) | Edit |
■今月のお酒

城陽 純米吟醸





このシリーズ始まって以来、初めての0本になるかと思いきや、滑り込みセーフで1本空きました。

危ない危ない(苦笑

二本続けてイマイチなお酒を開栓してしまい、杯が進まなかったことが大きな理由なんですよねぇ。

そして最近の僕には珍しく、月に3回も飲みに出てしまいましたし。




とは言え、1本だけでは読み応えがありませんので、開栓済で空になるのを待ってるお酒もご紹介させていただきますね。





(評価は、なし~★★★★★。個人の好みで評価しています)





城陽 純米吟醸 五百万石 ★★★
醸造元:城陽酒造(京都府)

城陽 瓶

友人からもらった京都のお酒。

迎春の金文字とラベルの色が新春をあらわしていて、なかなか素敵ではありませんか。

飲む前から期待感が高まる、その佇まい。

さてさて、どんな感じだったんでしょうか。





冷蔵庫できりっと冷やしてから開栓してみました。

城陽 ラベル

米のコクと酸を感じる立ち香。

含むと、口当たりは柔らかく雑味のない米の旨味、裏に隠れている酸がちらほらと。

苦味はやや強めですが、それが心地良く、なかなか旨い酒だと思います。





この日は、鶏皮ポン酢・炙った油揚げ・鶏わさ等と合わせてみましたが、なかなかの相性を見せてくれました。

城陽 裏ラベル






開栓済みのお酒たち


■笑四季さようなら上撰記念酒(2015年3月開栓)

開栓当初は甘口で燗が良さそうな印象。今はどうなっているのかな(笑

笑四季 上撰さよなら





■笑四季モンスーン山田錦(2017年1月開栓)

強烈なセメダイン臭、なかなか飲む気が起きません。。。

笑四季 モンスーン





■順子 雄町袋吊り(2016年12月開栓)

買う時に店のご店主からは注意されていましたが、飲んで納得。何だか、石鹸のような香りが。こちらもなかなか進みません(苦笑

順子雄町





■白鴻 上等酒(2016年10月開栓)

安浦のゆめマートで購入。まったりと飲んでみようと思い、開栓後は常温放置しております。

白鴻 上等酒 ラベル





■天井川長期熟成酒(2016年12月開栓)

滋賀県で買って帰ったお酒。開栓後は冷蔵庫保管しております。

天井川古酒





■賀茂泉立春朝搾り(2015年2月開栓)

立春朝搾りは毎年購入するので、年に一口だけ飲んで違いを楽しんでおります。カラメル感が出て来ていて、良い感じに熟してるのかも。

賀茂泉立春朝搾り27年





果てさて、これらのお酒はいつ飲み干すのやら(笑





(了)



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2017年02月11日 (土) | Edit |
日本酒名の入った琺瑯看板。

趣味で集めていたり骨董屋にあったりしますが、それ以外の看板やビニルテントは保存されていないように思います。

建物がなくなると、その存在も消える。

そんな儚い看板類を集めた記事。

第九弾です。





大号令@中区小網町

大号令 看板

大号令は、熊野町の馬上酒造場が造っているお酒でして、今も醸造をされています。広島市内で大号令を飲める店や扱っている酒販店は少なく、僕はこれを飲むために蔵まで行ったぐらい。看板を見たのも初めてでして、ある方の情報により、その存在を知ることができました。ありがとうございました!





竹鶴@草津東

竹鶴看板

営業していない食堂のテント屋根に竹鶴の文字を見つけたものですから、思わず写真を撮ってしまいました。竹原の蔵だと、誠鏡は千田町や流川方面で見かけましたが、竹鶴の看板って今まで見た事がなく、そういえば龍勢も広島市内では見ないですね。見つけた方は教えてください~



また、いい看板に出会ったら、アップいたします。



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2017年01月08日 (日) | Edit |
日本酒名の入った琺瑯看板。

趣味で集めていたり骨董屋にあったりしますが、それ以外の看板やビニルテントは保存されていないように思います。

建物がなくなると、その存在も消える。

そんな儚い看板類を集めた記事。

第八弾です。





城基@呉市阿賀中央

城基 看板

城基は、阿賀北にあった城基酒造の銘柄。廃業年は不明です。蔵があった場所は、月極駐車場になっています。城基の琺瑯看板の画像はネットで見かけることがありますが、店舗看板は初めて見ました。休山トンネル方面と呉越峠方面の分かれ道の脇にある、廃業した酒販店に華鳩と並んで記載がありました。





一勝@呉市広本町

一勝 看板

一勝の写真は、以前「ばか安@基町」のものを掲載しましたが、広の「さぬき」という食堂の看板が素敵だったので再掲載いたします。

「一勝を 一升飲んだ 其の味は 一生忘れぬ 一勝の味」





いい看板に出会えたら、記事をアップいたします。



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